Mr.メタリックカラーGX GX205 メタルグリーンを4種類の下地で塗り比べてみた

Mr.メタリックカラーGX

GSI Creos  Mr.MetallicCOLOR GX  GX205  METALLIC
GX METAL GREEN  PRIMARY

どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

Mr.メタリックカラーGX GX205 メタルグリーンを比較検証

今回検証するカラーは、Mr.メタリックカラーGX GX205 メタルグリーンです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.メタリックカラーGX GX205 メタルグリーン」を塗装してみました。

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比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、メタリック塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地がブラックの塗装では、下地の影響があり暗めのグリーンの色合いで、キラキラとしたメタリック感のある色合いで仕上がりました。
エアブラシの吹き加減や重ね塗りによって、深みのある色合いのメタルグリーンの塗装ができると思います。
光沢が無くなってもメタル感は消えず、渋い色合いでこれはこれで、良い色合いだと思います。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

先ほどのブラックの下地とは違い、下地の影響で明るめの色合いで、メタルグリーンが表現されています。
光沢のトップコートは、ブラックと同様で発色の良く、少しパールを吹きかけたような、キラキラとしたメタリック感のある色合いで仕上がります。
こちらも、光沢が無くなってもメタリック塗料の質感は残ります。
なんとも言えない色ですが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。
ガンプラであれば、センサー部分などで使用できるのではないかとも思いました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ピンクは、先ほどのグレーとほぼ同じ程度の明るい色合いの表現になりました。
光沢のトップコート有りなしで見ると、少しグレーと変わりのない色合いで見えています。
こちらも、光沢が無くなってもメタリック感の質感は残り、綺麗な色合いだと思います。
塗装の用途や仕方によると思いますが良い感じです。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地に塗装したものは、下地の影響で、少し薄く明るめの色合いの表現になりました。
トップコートの光沢のありなしでは、輝きが違うだけで色合いは、あまり変わらないかと思います。
こちらも、つや消しになるほどメタリック感の質感は残りますが、Mr.カラーのカラーチャート、C391ターコイズグリーンのようなグリーンの色合いで見えました。
今回の塗料は、メタリック塗料ですので下地の色で若干の影響は有りますが、トップコート次第で色々な表現ができると思います。
用途によって塗分けで使えそうな良い色合いが、出ておりますのでお試し頂ければと思います。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートに光沢を塗装したものと比較すると、メタリック感はあるもののキラキラ感が若干抑えられた色合いです。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートに光沢を塗装しない手もありかと思います。
しかし、より艶のあるメタリック感を表現する場合や塗装剥がれなどが、起こりうる可能性も含めてトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、よりいい色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.メタリックカラーGX GX205 メタルグリーンは、メタリック塗料になりますので、下地の影響は若干ありましたが、各下地の色合いで、明るさの表現ができ、使用用途の幅が広がる塗料と感じました。
また、トップコート前に、Mr.カラー C138 クリアーグリーンや、GX104 クリアグリーンを吹いて、深みを出すのも面白いかと、思いました。
個人が思い浮かぶのに、ブラックの下地で、自動車のボディー色を、表現させるのも、よいかと思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと、変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば、嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや、埃付着や、塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のため、そのまま使用させて頂きました。


最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。

今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

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最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。

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