どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
HG ガンダムルブリス センサー・グリーン部を比較検証
今回検証するキットカラーは、HG ガンダムルブリス センサー・グリーン部です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C77 メタリックグリーン Mr.カラー スーパーメタリック2 SM202 スーパーゴールド2」を調色して塗装してみました。
説明書記載の調色割合は、メタリックグリーン 70% スーパーゴールド2 30%となります。
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
下地がブラックの塗装では、下地の影響があり暗めのグリーンの色合いで、スーパーゴールドの細かい粒子が添加されている分、綺麗で、金属感のあるメタリックグリーンの色合いで仕上がりました。
光沢のトップコートでは、より艶が出てメタリックの粒子が浮き上がったような、キラキラとした質感が出ています。
半光沢も、若干、艶の差が有りますが、さほど色合いの差も無く粒子が浮きあがり、金属感のあるメタリックで表現されていました。
つや消しは、メタリックの粒子が粗く見えメタル感は落ち、なんとも言えない色合いですが、これはこれでいい色合いだと思います。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
グレーの下地は、先ほどのブラックの下地とは違い、少し下地の影響があり明るめの色合いで、キラキラとしたメタリックの質感がある色合いで仕上がりました。
光沢のトップコートは、ブラックと同様で、発色が良く少しゴールドの粒子が浮いた、キラキラとしたメタリックの質感がある色合いで仕上がりました。
半光沢も、若干、艶の差が有りますが、さほど色合いの差も無くさらに粒子がうきあがり、金属感のあるメタリックで表現されていました。
つや消しは、こちらもメタリックの粒子が粗く見え、メタル感は落ちなんとも言えない色合いですが、これはこれでいい色合いだと思います。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ピンクの下地では、下地のピンクが少し重なったような色合いで、ゴールドの粒子が浮いたキラキラとしたメタリックグリーンで仕上がりました。
光沢のトップコートでは、より艶が出てゴールドの粒子が浮いた、キラキラとしたメタリックグリーンの色合いで仕上がりました。
こちらも半光沢は、若干、艶の差が有りますが、さほど色合いの差も無くさらに粒子がうきあがり、キラキラとしたメタリックの質感が出ていました。
つや消しは、こちらもメタリックの粒子が粗く見えメタル感は落ち、なんとも言えない色合いですが、これはこれでいい色合いだと思います。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ホワイトの下地も下地の影響がほぼなく、明るめの色合いでほんのりゴールドのキラキラとしたメタリックグリーンの色合いで仕上がりました。
トップコートの光沢は、明るさや艶の輝きが違うだけで、トップコートなしとの色合いと差がなく、綺麗で感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢も、若干、艶の差が有りますが、さほど色合いの差も無くさらに粒子が浮き上がり、キラキラとしたメタリックの質感が出ていました。
つや消しは、こちらもメタリックの粒子が粗く見え、メタル感は落ちなんとも言えない色合いの表現となりました。
今回の塗料は、メタリック塗料の調色ですが、下地ごとの明るさの違いや色合いの違いは出ていましたが、感じの良い綺麗なメタリックグリーンが出ていると思います。
説明書の写真機体に、近い良い色合いが出ていると思いますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いや色合いがこくなった表現になっていますが、なしの場合はそれぞれ下地ごとのメタル感のある、メタリックグリーンが出ており綺麗な良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い、発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
次は、各下地別の半光沢の比較です。
次は、各下地別のつや消しの比較です。
いかがでしたでしょうか?
今回、調色を行った塗料は、Mr.カラー C77 メタリックグリーン Mr.カラー スーパーメタリック2 SM202 スーパーゴールド2でメタリック塗料の調色でしたが、下地ごとの明るさの違いや色合いの違いは出ていましたが、綺麗で感じの良い色合いが出ていると思いました。
また、説明書のカラー見本に、近い色合いにするならばホワイトの下地を使用で、イメージしやすいかと思います。
なかなか、調色は面倒な作業ですが、近い色や違った塗料を使用して、アレンジしてみるのも面白いかと思いました。
単色カラーでも下地の塗わけで、できるかと思いますが、単色には出ない微妙な色合いが出ていました。
調色量や下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
キット塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出すお手伝いが出来れば、嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなどお見苦しいところがございましたが、参考素材のため、そのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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