GSI Creos Mr.MetallicCOLOR GX GX215 METALLIC
GX METAL BLOODY RED PRIMARY
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.メタリックカラーGX GX215 メタルブッラディレッドを比較検証
今回検証するカラーは、Mr.メタリックカラーGX GX215 メタルブッラディレッドです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.メタリックカラーGX GX215 メタルブッラディレッド」を塗装してみました。
GSI Creos Mr.MetallicCOLOR GX GX215 METALLIC
GX METAL BLOODY RED PRIMARY
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、メタリック塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
下地がブラックの塗装では、下地の影響があり、暗めの赤い色合いで、キラキラとしたメタリック感のある色合いで仕上がりました。
エアブラシの吹き加減や重ね塗りによって、深みのある色合いの暗めのメタリックレッドの塗装ができると思います。
また、トップコートの光沢で、ワインレッドの色合いが出ています。
光沢が無くなってもメタル感は消えず、渋い色合いで、これはこれで、いい色合いだと思います。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
先ほどのブラックの下地とは違い、明るめの色合いでメタル感のある、ワインレッドのような色合いで表現されています。
光沢のトップコートは、金属粒子が浮いたような、発色の良いキラキラとしたメタリック感のある色合いで仕上がります。
こちらも、光沢が無くなっても、メタリック感は残ります。
メタルレッドより暗めですが、良い感じの色合いだと思います。
ガンプラであれば、レッド系の外装で、キャンディー塗装風の表現ができるのではないかとも思いました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ピンクは、先ほどのグレーより、明るい色合いの表現になりました。
光沢のトップコート有りなしで見ると、少しグレーよりも、薄い色合いで見えています。
こちらも、光沢が無くなってもメタリック感は残り、綺麗な色合いだと思います。
塗装の用途や仕方によると思いますが、渋く良い感じです。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ホワイトの下地に塗装したものは、ピンクの下地とほぼ変わりはなく、若干 明るめの色合いの表現になりました。
トップコートの光沢の有り無しでは、輝きが違うだけで、色合いはあまり変わらないかと思います。
こちらも、つや消しになるほど、メタリック感は残りますが、暗めのレッドです。
今回の塗料は、メタリック塗料ですので、下地の色で、若干の影響は有りますが、トップコート次第で、色々な表現ができると思います。
用途によって、塗分けで使えそうな良い色合いが、出ておりますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
トップコートに光沢を塗装したものと比較すると、メタリック感はあるものの、キラキラ感が若干抑えられた色合いです。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートに光沢を塗装しない手もありかと思います。
しかし、より艶、深みのある メタリック感を表現する場合や塗装剥がれなどが、起こりうる可能性も含めて、トップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、よりいい色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
次は、各下地別の半光沢の比較です。
次は、各下地別のつや消しの比較です。
いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.メタリックカラーGX GX215 メタルブラッディレッドは、メタリック塗料になりますが、全体的にワインレッドのような風合いで良い色合いだと思いました。
下地の色合いで、明るさや渋い色合いができ、使用用途の幅が広がる塗料と感じました。
また、トップコート前に、Mr.カラー C47 クリアーレッドや、GX102 ディープクリアレッドを吹いて、深みを出すのも面白いかと思いました。
GX202 メタルレッドで検証しましたが、この色も下地の塗分けで、MG サザビー、Ver.Kaの暗いレッドの外装に、キャンディー塗装風で表現させるのにも、面白いかと思いました。
1つのカラーでも下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のため、そのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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