どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
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お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
HG ベギルベウ 本体ライトパープル部を4種類を比較検証
今回検証するキットカラーは、HG ベギルベウ 本体ライトパープル部です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C1 ホワイト C67 パープル C80 コバルトブルー C2 ブラック」を調色して塗装してみました。
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説明書記載の調色割合は、ホワイト 70% パープル 25% コバルトブルー 5% ブラック 少量となります。
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
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比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:1から、1.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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下地がブラックの塗装では、若干、下地の影響が出ており暗めですが、薄いパープルの色合いで表現されました。
またトップコートの光沢では、より、つやが出ていますが、色合い的には差が無く薄いパープルの色合いで仕上がりました。
半光沢は、艶の差が有りますが、光沢との色合いの差が無く落ち着いた感じの良い色合いだと思いました。
つや消しは、下地の影響で暗くなり色合いは薄く表現されますが、落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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グレーの下地では、ブラックの下地より明るめの色合いとなり、綺麗な薄いパープルの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもブラックと同様でより艶が出て、色合いの差もなく薄いパープルの色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、若干、暗さを感じる色合いで表現がされますが、落ち着いた色合いだと思いました。
つや消しは、色合いはさほど差が有りませんが、渋く落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ピンクの下地では、下地の色が少し重なり綺麗で鮮やかで少し赤味が有る、薄いパープルの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもより艶が出る分、色合い的には少し明るめの表現がされましたが、鮮やかで綺麗な色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、色合いの差が無いような表現がされ落ち着いた感じの色合いだと思いました。
つや消しは、こちらも色合いはさほど差が有りませんが、渋く落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ホワイトの下地も少し明るめの色合いとなり、綺麗な薄いパープルの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもより艶が出る分、色合い的には少し暗めの表現がされましたが、薄いパープルの色合いで仕上がりました。
こちらも半光沢は、艶の差が有りますが、色合いの差が無く落ち着いた、良い感じの色合いだと思います。
つや消しは、こちらも色合いはさほど差が有りませんが、渋く落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。
今回の塗料は、光沢塗料の調色ですが、どの下地に対しても影響が少なく、使用する下地に迷わずに使えそうな色合いだと感じました。
説明書の写真機体の色合いが出ていませんでしたが、近い良い色合いが、出ていると思いますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
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トップコートを塗装したものと比較すると、艶や明るさの違いは有りますが、色合いの差を感じずどの下地でも、綺麗な良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い、発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
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次は、各下地別の半光沢の比較です。
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次は、各下地別のつや消しの比較です。
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いかがでしたでしょうか?
今回、調色を行った塗料は、Mr.カラー C1 ホワイト C67 パープル C80 コバルトブルー C2 ブラックで、基本色の、光沢塗料の調色ですが、下地ごとの明るさの違いや色合いの違いは多少出ていましたが、いい色合いが出ていると思いました。
また説明書のカラー見本に、近い色合いにするならば、ブラックの下地でイメージしやすいかと思います。
なかなか調色は面倒な作業ですが、ブラックとブルーの量を多くして少し青みが有る色合いのほうが良かったのではないかと感じました。
単色カラーでも下地の塗わけで、できるかと思いますが、単色には出ない微妙な色合いが出ていました。
調色量や下地やトップコートで、印象がガラッと、変わっていきます。
キット塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなどお見苦しいところがございましたが、参考素材のため、そのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
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Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
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Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
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Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
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Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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