HG ガンダムルブリス 本体ピンク部を4種類の下地で塗り比べてみた

ガンダムエアリアル

どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

HG ガンダムルブリス 本体ピンク部を4種類を比較検証

今回検証するキットカラーは、HG ガンダムルブリス 本体ピンク部です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C1 ホワイト C100 マルーン(ワインレッド)」を調色して塗装してみました。

説明書記載の調色割合は、ホワイト 50% マルーン(ワインレッド) 50%となります。

比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:1から、1.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地がブラックの塗装では、若干、下地の影響で、暗さを感じる色合いとなっていますが、赤味がかかった、綺麗なピンクの色合いで表現されました。
またトップコートの光沢では、より艶が出ていますが、色合い的には少し暗めの表現がされましたが、綺麗で鮮やかなピンクの色合いで仕上がりました。
半光沢は、艶の差が有りますが、さほど色合いの差が無く落ち着いた、感じの良い色合いが出ていると思いました。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

グレーの下地は、若干ですが下地の影響で、少し暗いように見えますが、綺麗な赤みがかかったピンクの色合いで仕上がりました。
光沢のトップコートは、こちらもブラックと同様でより艶が出る分、色合い的には少し暗めの表現がされましたが、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの変わりが無い表現がされ、少し暗めですが、落ち着いた感じの良い色合いで仕上がりました。
つや消しも、ブラックと同じで鮮やかさが落ち色合いは薄くなりますが、綺麗な色合いで表現されていました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ピンクの下地は、下地の色合いが重なりより赤味が増したような、鮮やかで綺麗なピンクの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもより艶が出る分、色合い的には少し暗めに見えますが、鮮やかで綺麗な色合いで仕上がりました。
半光沢は、艶の差は有りますが、トップコートなしとの色合いの差が無いような表現がされますが、綺麗で落ち着いた色合いだと思います。
つや消しは、こちらも鮮やかさが落ち、色合いは薄くなりますが、綺麗な色合いで表現されていました。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地は、下地の影響は感じられず、明るく鮮やかな発色が出て、赤みがかかった、綺麗なピンクの色合いで表現されました。
トップコートの光沢は、艶の輝きが違うだけで、トップコートなしとの色合いと差がなく、綺麗で、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも、艶の差が有りますが、色合いの差が無く、綺麗で落ち着いた色合いで表現されていました。
つや消しは、こちらも、鮮やかさが落ち、色合いは薄くなりますが、綺麗な色合いで仕上がりました。
今回の塗料は、光沢塗料の調色ですが、若干下地の影響で、暗さの表現が有りますが、どの下地も綺麗で鮮やかな色合いが出ていると思います。
説明書の写真機体に、近い色合いが出ていると思いますので、お試し頂ければと思います


では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと比較すると、艶や明るさの違いは有りますが、色合いの差を感じず、どの下地でも赤味がかかった、綺麗なピンクの色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い、発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか?
今回、調色を行った塗料は、Mr.カラー C1 ホワイト C100 マルーン ワインレッドで、基本色の光沢塗料の調色ですが、下地ごとの明るさの違いや色合いの違いは出ていましたが、赤味がかかった、綺麗なピンクの色合いが出ていると思います。
また、説明書のカラー見本に、近い色合いにするならばグレーかホワイトの下地にすることでイメージしやすいかと思います。
なかなか調色は、面倒な作業ですが、今回はほんの少しホワイトを減らしたほうが良かったのではないかと感じました。
調色量や下地やトップコートで、印象がガラッと、変わっていきます。
キット塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出すお手伝いが出来れば、嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや、埃付着や、塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のため、そのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。

今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト

Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)

Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢

Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し

Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)

最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。

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