RG MSN-02 ジオング本体ライトグレー①部を4種類の下地で塗り比べてみた - PM PAINT

どうも！PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
RG MSN-02 ジオング本体ライトグレー①部を4種類を比較検証
比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

RG MSN-02 ジオング本体ライトグレー①部を4種類を比較検証

今回検証するキットカラーは、RG MSN-02 ジオング本体ライトグレー①部です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C1　ホワイト　ガイアカラーナンバー019　ラベンダー　Mr.カラー C13　ニュートラルグレー　C3　レッド」を調色して塗装してみました。

説明書記載の調色割合は、ホワイト　65％　ラベンダー　25％　ニュートラルグレー　10％　レッド　少量となります。

比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1：1から、1.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地がブラックの塗装では、下地の影響が出て、色合いは暗めですが、淡いグレーの色合いで表現されました。
また、トップコートの光沢では、より艶が出ていますが、色合い的には少し暗めの表現がされましたが、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢も、若干、艶の差が有りますが、さほど色合いの差が無く、落ち着いた感じの良い色合いだと思いました。
つや消しは、トップコート無しより、暗めの色合いとなっていますが、渋く落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

グレーの下地では、下地の影響がさほど感じられず、ラベンダーが添加されている分、ほんのりとパープルを帯びた、淡いグレーの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらも艶が出る分、色合い的には少し濃いく見えますが、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、少し暗めで落ち着いた感じの色合いだと思います。
つや消しも、トップコート無しより少し暗めですが、渋く落ち着いた感じの良い、色合いで表現されていました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ピンクの下地は、下地の影響で色合いが重なり、赤みを帯びた淡いグレーの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらも、より艶が出る分、色合い的には少し暗めの表現がされましたが、より赤みが出た色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、下地の色合いが重なり、より赤みが出た色合いで表現されました。
つや消しも同様で、下地の色合いが重なり、より赤みが出た色合いで表現されました。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地は、下地の影響がさほど感じられず、ラベンダーが添加されている分、ほんのりとパープルを帯びた淡いグレーの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらも艶が出る分、色合い的には少し濃いく見えますが、ほんのりとパープル帯びた色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、少し濃いく見えますが、ほんのりとパープル帯びた色合いで仕上がりました。
つや消しも、トップコート無しより少し暗めですが、渋く落ち着いた感じの良い、色合いで表現されていました。
今回の塗料は、半光沢塗料と光沢塗料の調色ですが、それぞれの下地で影響が出ていますが、下地によって淡いグレーが出ていると思います。
説明書の写真機体に、近い色合いが出来ると思いますので、お試し頂ければと思います。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと比較すると、艶や明るさの違いや色合いの差は感じられますが、下地によって、渋く落ち着いた良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか？
今回、調色を行った塗料は、Mr.カラー C1　ホワイト　ガイアカラーナンバー019　ラベンダー　Mr.カラー C13　ニュートラルグレー　C3　レッドで、光沢塗料と半光沢塗料の調色ですが、下地ごとの明るさの違いや色合いの違いは出ていましたが、良い色合いが出ていると思いました。
また、説明書のカラー見本に近い色合いにするならば、グレーを使用する事でイメージしやすいかと思います。
なかなか、調色は面倒な作業ですが、今回はラベンダーの色合いが強めでしたので、もう少しニュートラルグレーで、微調整すると良い感じが出ると思いました。
単色カラーには出ない、微妙な色合いが出ていると感じました。
調色量や下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
キット塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出すお手伝いが出来れば嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなどお見苦しいところがございましたが、参考素材のため、そのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。