GSI Creos Mr.MetallicCOLOR GX GX212 METALLIC
GX METAL PEACH PRIMARY
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.メタリックカラーGX GX212 メタルピーチを比較検証
今回検証するカラーは、Mr.メタリックカラーGX GX212 メタルピーチです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.メタリックカラーGX GX212 メタルピーチ」を塗装してみました。
GSI Creos Mr.MetallicCOLOR GX GX212 METALLIC
GX METAL PEACH PRIMARY
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、メタリック塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
下地がブラックの塗装では、下地の影響があり、暗いレッドのような色合いで、キラキラとした、メタリック感のある色合いで仕上がりました。
エアブラシの吹き加減や重ね塗りによって、深みのある色合いのメタルピーチの塗装ができると思います。
また、トップコートの光沢で、さらに粒子が浮き上がったような、キラキラとした金属感が出て、色合いもはっきりと表現されていました。
光沢が無くなってもメタル感は消えず、渋い色合いで、これはこれで、いい色合いだと思います。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
先ほどのブラックの下地とは違い、下地の影響で少し明るめの色合いで、ピーチ色が表現されています。
光沢のトップコートは、ブラックと同様で、発色の良いキラキラとしたメタリック感のある色合いで仕上がります。
こちらも、光沢が無くなっても、メタリック感が残った表現になりました。
なんとも言えない色ですが、これはこれで、良い感じの色合いだと思います。
ガンプラであれば、シャア専用ザクやドムの外装で、キャンディー塗装風の表現ができるのではないかとも思いました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ピンクは、先ほどのグレーより下地の明るい色合いも重なり、本来のピーチの色合いが出ている表現になりました。
光沢のトップコート有りなしで見ると、少しグレーよりも薄く、メタル感のある色合いで見えています。
こちらも、光沢が無くなっても、メタリック感は残り綺麗な色合いだと思います。
塗装の用途や仕方によると思いますが、良い感じです。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ホワイトの下地に塗装したものは、下地の影響もあり、グレーとピンクの中間色の色合いで、若干ですが、赤い色合いで仕上がっていました。
トップコートの光沢の有り無しでは、輝きが違うだけで、色合いはあまり変わらないかと思います。
こちらも、つや消しになるほど、メタリック感は残りますが、ほんのりと濃いいピンクの色合いに見えました。
今回の塗料は、メタリック塗料ですので、下地の色で若干の影響は有りますが、トップコート次第で、色々な表現ができると思います。
また、希釈率を上手くすると、より綺麗な色合いが出るのではないかと思いました。
用途によって、塗分けで使えそうな良い色合いが、出ておりますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
トップコートに光沢を塗装したものと比較すると、シルバーの粒子が表に出ている表現が有り、光沢を吹くことで、より色合いが出ているように思いました。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思います。
しかし、より艶のある メタリック感を表現する場合や、塗装剥がれなどが、起こりうる可能性も含めて、トップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、よりいい色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
次は、各下地別の半光沢の比較です。
次は、各下地別のつや消しの比較です。
いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.メタリックカラーGX GX212 メタルピーチは、メタリック塗料になりますので、下地の影響は若干ありましたが、各下地の色合いで明るさの表現ができ、使用用途の幅が広がる塗料と感じました。
また、トップコート前にMr.カラー C47 クリアーレッドや、GX105 クリアピンクを吹いて、深みや鮮やかさを出すのも面白いかと、思いました。
個人が思い浮かぶのに下地の塗分けで、MG シャア専用、リックドムの外装で、キャンディー塗装風の色合いを表現させるのにも、面白いかと思いました。
1つのカラーでも下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のため、そのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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