GSI Creos Mr.MetallicCOLOR GX GX201 METALLIC
GX ICE SILVER PRIMARY
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.メタリックカラーGX GX214 アイスシルバーを比較検証
今回検証するカラーは、Mr.メタリックカラーGX GX214 アイスシルバーです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.メタリックカラーGX GX214 アイスシルバー」を塗装してみました。
GSI Creos Mr.MetallicCOLOR GX GX201 METALLIC
GX ICE SILVER PRIMARY
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、メタリック塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
下地がブラックの塗装では、下地の影響があり、メタリックカラーGX GX201 メタルブラックをグレーの下地に軽く吹いたような色合いで、メタリック感のある仕上がりでした。
エアブラシの吹き加減によりますが、下地のブラックがグレーのような色合いで、青味のかかったメタリックブラックという感じに思います。
また、トップコートの光沢で、さらに粒子が浮き上がったような、金属感が出ています。
光沢が無くなってもメタル感が残り、使用用途によっては、これはこれで、いい色合いだと思います。
ガンプラであれば、内部フレームにも使えそうな感じと思いました。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
先ほどのブラックの下地とは違い、青味が出た、シルバー色のメタリックが表現されています。
光沢のトップコートはブラックと同様で、シルバーの金属感の表現が出ています。
こちらも、光沢が減るほど、キラキラとした感じが少なく、青味が表に出てきており、薄っすらとメタル感が残ったような表現がされていました。
なんとも言えない色ですが、これはこれで、良い感じの色合いだと思います。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ピンクの下地では、グレーの下地より青味が抑えられた、シルバーの色合いで表現されました。
光沢のトップコート有りなしで見ると、少しグレー色に近い、薄いシルバーの色合いに見えています。
塗装の仕方によりますが、つや消しになっていくほど、キラキラした感じがなくなり、若干、あおみが出てきていました。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ホワイトの下地に塗装したものは、下地の影響もあるようで、グレーの下地よりも少し明るめの青みがでた色合いになりました。
トップコートの光沢の有り無しでは、トップコートを吹かない方が、粒子が浮いているように見えます。
こちらも、つや消しになるほど、キラキラした感じがなくなり、青味が表にでた色合いでした。
今回の塗料は、下地の色ごとで、違った表現がされています。
塗装方法やトップコート次第で、色々な表現ができる塗料だと思います。
使用する用途によって、使えそうな良い色合いが、出ておりますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
トップコートに光沢を塗装したものと比較すると、吹き方にもよりますが、下地の色ごとで、若干のキラキラとしたメタリック感が出た色合いです。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートに、光沢を塗装しない手もありかと思います。
しかし、塗装剥がれなどが起こりうる可能性も含めて、トップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、よりいい色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
次は、各下地別の半光沢の比較です。
次は、各下地別のつや消しの比較です。
いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.メタリックカラーGX GX214 アイスシルバーは、メタリック塗料になりますので、下地ごとで影響は有りましたが、金属感が有り、いい色合いが出るのではないかと思いました。
また、下地のいろの濃いさで青味が強く出たり、ほかのシルバーでは出せない色合いもあり、難しい塗料だと思いました。
1つのカラーでも下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のため、そのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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