Mr.カラー C18 RLM70 ブラックグリーン 半光沢を4種類の下地で塗り比べてみた

GSI クレオス

GSI Creos  Mr.COLOR  C18  SEMI-GLOSS RLM70 BLACK GREEN
GERMAN AIRCRAFT

どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

Mr.カラー C18 RLM70 ブラックグリーン 半光沢を比較検証

今回検証するカラーは、Mr.カラー C18 RLM70 ブラックグリーン 半光沢です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C18 RLM70 ブラックグリーン 半光沢」を塗装してみました。

GSI Creos  Mr.COLOR  C18  SEMI-GLOSS RLM70 BLACK GREEN
GERMAN AIRCRAFT

この塗料は、半光沢塗料で、ドイツ空軍機上面色と記載されています。

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比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件や、エアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、1たい1から、1.5未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
また、塗料の吹き付け方法は、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、ムラなどを消す程度で、軽く3度吹きした結果になります。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地がブラックの塗装では、さほど下地の影響がなく、ほんのりとグリーンを帯びた淡いブラックの色合いで表現されました。
また、トップコートの光沢では、より艶が出て、色合い的には、暗めの表現がされますが、グリーンの色合いが感じとれるブラックグリーンの色合いで仕上がりました。
半光沢も、艶の差が有りますが、さほど色合いの差を感じず、落ち着いた、感じの良い色合いだと思いました。
つや消しは、トップコート無しより、グリーンの色合いが出てきており、渋く感じの良い色合いで表現されていました。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

こちらも、下地の影響が感じられず、ブラックと同様で、ほんのりとグリーンを帯びた淡いブラックの色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、こちらも より艶が出て、色合い的には暗めの表現がされますが、グリーンの色合いが感じとれるブラックグリーンの色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、落ち着いた感じの良い色合いだと思いました。
つや消しは、トップコート無しより、グリーンの色合いが出てきており、渋く感じの良い色合いで表現されていました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

こちらも、下地の影響が感じられず、ブラックと同様で、ほんのりとグリーンを帯びた淡いブラックの色合いで表現されました。
光沢では、こちらも、より艶が出て、色合い的には、暗めの表現がされますが、グリーンの色合いが感じとれるブラックグリーンの色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、落ち着いた、感じの良い色合いだと思いました。
つや消しは、こちらも、トップコート無しより、グリーンの色合いが出てきており、渋く感じの良い色合いで表現されていました。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地も、下地の影響が感じられず、ブラックと同様で、ほんのりとグリーンを帯びた淡いブラックの色合いで表現されました。
トップコートの光沢は、こちらも より艶が出て、色合い的には暗めの表現がされますが、グリーンの色合いが感じとれるブラックグリーンの色合いで仕上がりました。
半光沢では、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、落ち着いた感じの良い色合いだと思いました。
つや消しも、それぞれの下地と同様で、グリーンの色合いが出てきており、渋く感じの良い色合いで表現されていました。
今回の塗料は、半光沢塗料ですが、どの下地に対しても下地の影響がなく、下地選びに迷わず使える塗料だと思いました。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いが有りますが、色合いの差は感じず、どの下地でも綺麗な発色がされ、良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い、発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.カラー C18  RLM70 ブラックグリーンは、半光沢塗料になりますが、それぞれの下地の影響は無く、渋く感じの良い,ブラックグリーンの色合いが出ていると思いました。
軍用系などの色を表現させるのに使用される塗料だと思いますが、この塗料で、調色やほかのプラモデル ガンプラなどにも、使えるのではないかと感じがしました。

1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。

今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

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最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。

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