GSI Creos Mr.COLOR C311 SEMI-GLOSS GRAY FS36622
USAF AIRCRAFT CAMO
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
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お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
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動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラーC311 半光沢 グレー FS36622 米空軍機ベトナム迷彩色を比較検証
今回検証するカラーは、Mr.カラーC311 半光沢 グレー FS36622 米空軍機ベトナム迷彩色です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C311 半光沢 グレー FS36622 米空軍機ベトナム迷彩色」を塗装してみました。
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GSI Creos Mr.COLOR C311 SEMI-GLOSS GRAY FS36622
USAF AIRCRAFT CAMO
この塗料は、半光沢塗料で、米空軍機ベトナム迷彩色と記載されています。
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比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
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比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件や、エアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、1対1から、1.5未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
また、塗料の吹き付け方法は、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、ムラなどを消す程度で、軽く3度吹きした結果になります。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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下地がブラックの塗装では、若干 下地の影響が出ていますが、色合いは白味が強い 淡いグレーの色合いで表現されました。
光沢では、より艶が出ている分 色合い的には、少し暗めですが、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、さほど色合いの差が無く、艶がなくなる分 感じが良く落ち着いた色合いで仕上がりました。
つや消しは、下地の影響が出ている様に見え、色合いが濃くなりますが、感じの良い色合いで表現されていました。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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グレーの下地では、若干 下地の影響が有りますが、色合いは白味が強い 淡いグレーの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもブラックと同様で、より艶が出る分 少し暗めですが、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも、艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、落ち着いた色合いだと思います。
つや消しは、色合いの差は感じられず、落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ピンクの下地では、若干 下地の影響で、赤味がほんのりとある、 淡いフレッシュカラーのような色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、こちらも より艶が出る分 少し暗めですが、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、色合いの差が無く、良い感じの色合いだと思います。
つや消しも色合いは変わりがなく、トップコート無しより若干暗めですが、落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ホワイトの下地は、下地の影響はあまり感じられず、色合いは、少し黄色味を感じますが、白味が強い 淡いグレーの色合いで表現されました。
トップコートの光沢は、こちらも、より艶が出る分 少し暗めですが、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも、艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、落ち着いた色合いだと思います。
つや消しも色合いは変わりがなく、トップコート無しより、若干暗めですが、落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。
今回の塗料は、半光沢塗料で、それぞれの下地毎の影響は有りましたが、感じの良い白味が強い 淡いグレーの色合いが出ていると思います。
イメージ的には、C97 灰色9号に近い印象の色合いで感じました。
使用用途別で異なりますが、良い色合いが出ていると思いますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
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トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いや色合いが少し暗めに見えますが、どの下地でも綺麗な白味の強いグレーの色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
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次は、各下地別の半光沢の比較です。
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次は、各下地別のつや消しの比較です。
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いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.カラー C311 グレー FS36622は、半光沢塗料で、それぞれの下地毎の影響は有りましたが、感じの良い、白味の強いグレーの色合いが出ていると思いました。
この塗料の色合いをイメージするならば、かなりホワイトに近いグレーの色合いで、イメージされる方が良いかと思いました。
軍用系などの色を表現させるのに、使用される塗料だと思いますが、この塗料で調色など、ほかのプラモデルやガンプラの外装などの、塗分けのアクセントに使えそうな感じがしました。
蓋の色合いで見ると、違いがありますので、蓋の色合いを濃くしたカラーイメージをした方が良いかと思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
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Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
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Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
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Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
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Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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