GSI Creos Mr.COLOR C56 SEMI-GLOSS IJN GRAY GREEN(NAKAJIMA)
JIA/IJNAIRCRAFT
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
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お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
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動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラー C56 明灰緑色(中島系)を比較検証
今回検証するカラーは、Mr.カラー C56 明灰緑色(中島系)です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C56 明灰緑色(中島系)」を塗装してみました。
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GSI Creos Mr.COLOR C56 SEMI-GLOSS IJN GRAY GREEN(NAKAJIMA)
JIA/IJNAIRCRAFT
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この塗料は、半光沢塗料で、日本陸海軍機と記載されています。
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
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比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:1から、1.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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下地がブラックの塗装では、若干、下地の影響が有りますが、感じの良い緑に近い、薄いグリーンの色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、より艶が出ている分、色合い的には少し暗めの表現ですが、綺麗な薄い緑の色合いで仕上がりました。
半光沢は、さほど色合いの差が無く、艶がなくなる分、渋く落ち着いた色合いで仕上がりました。
つや消しは、下地の影響も重なり色合いが濃くなってますが、渋く感じの良い色合いで表現されていました。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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こちらも下地の影響が感じられず、ブラックと同様で、感じの良い緑に近い、薄いグリーンの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもブラックと同様で、より艶が出る分、鮮やかさが出た感じの良いグリーンの色合いだと思います。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、渋く落ち着いた色合いだと思います。
つや消しもブラックと同様で、色合いが濃くなってますが、渋く感じの良い色合いで表現されていました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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こちらも下地の影響が感じられず、感じの良い、緑に近い、薄いグリーンの色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出るぶん、色合いの鮮やかさがあり、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも、艶の差が有りますが、色合いの差が無く、良い感じの色合いだと思います。
つや消しも、色合いが濃くなってますが、渋く、落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ホワイトの下地もさほど下地の影響が無いですが、ほかの下地より色合いは薄く感じの良い、薄いグリーンの色合いで表現されました。
トップコートの光沢は、艶が出る分、鮮やかさが出た良い感じの薄いグリーンの色合いが表現されています。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、渋く落ち着いた色合いだと思います。
つや消しも、色合いが濃くなってますが、渋く落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。
今回の塗料は、半光沢塗料ですが、どの下地に対してもほぼ下地の影響がなく、下地選択に迷わず、使える塗料だと感じました。
渋く感じの良い、薄いグリーンが出ておりますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
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トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いが有りますが、色合いの差を感じずどの下地でも綺麗な、薄いグリーンの色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い、発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
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次は、各下地別の半光沢の比較です。
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次は、各下地別のつや消しの比較です。
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いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.カラー C56 明灰緑色は、半光沢塗料になりますが、灰色よりグリーンに近い色合いでした。
また、それぞれの下地の影響はさほど無く、綺麗で落ち着いた感じの良い薄いグリーンの色合いが出ていると思いました。
軍用けいの飛行機や戦艦などの、色を表現させるのに使用される塗料だと思いますが、この塗料で、ほかのプラモデルやガンプラなどにも、使えそうな感じがしました。
ガンプラであれば、ザクの外装しょくに使えそうだと思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出すお手伝いが出来れば、嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
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Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
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Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
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Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
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Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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