Mr.クリスタルカラー XC03ルビーレッドを4種類の下地で塗り比べてみた

Mr.クリスタルカラー シリーズ

GSI Creos  Mr.CRYSTAL COLOR  XC03  PEARL/2COAT RUBY RDE

どうも!PM Paint(プラモデルペイント)です。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています

お使いのモニターなどの環境により、画像の色合いが変わる可能性があります。
プラモデル制作の参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく解説しております。

Mr.クリスタルカラー XC03 ルビーレッドを比較検証

今回検証させて頂くカラーは、Mr.クリスタルカラー XC03 ルビーレッドです。

下地にブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装しています。
その上から「Mr.クリスタルカラー XC03 ルビーレッド」を塗装してみました。
塗装には、エアブラシを使用しております。

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こちらの塗料は、パール塗装用の塗料となっております。その為、下地の色によって色合いが大幅に変わります。
実際のプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。

比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件や、エアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、1:2から2.5程度で希釈し軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地4種類の比較

まずは、ブラックの下地に「Mr.クリスタルカラー XC03 ルビーレッド」を塗装しております。

下地がブラックの塗装では、パールの色合いではなく少し深めのメタルレッドの様な色合いで塗装が出来ています。
また、トップコートの光沢をすることにより、さらに綺麗なメタリックの赤紫いろのような色合いで仕上がります。
光沢が無くなるほ程、若干、メタリック感は損なわれますが赤紫色で、良い感じがします。

次は、グレーの下地です。

先ほどのブラックの下地と違い、光が当たった部分のみ赤味の色合いが出てきています。
それ以外は、パールの色合いがかかった薄い赤色が見えてきます。
光沢が減る程、ほんのりと赤味が残りますが、下地のグレーが顔を出してきます。
パールとレッドの風合いが有って、これはこれで良い感じがします。

次は、ピンクの下地です。

ピンクにおいても、薄く赤味の色合いが見えますが、やはり下地のピンクの色が強調されています。
マットになっていく程、赤味の色合いが消えてしまい、下地のピンクにしかみえませんでした。
パール感が残るのは、光沢を吹きかけたものしか良い色合いが出ませんでした。
こちらも、光が当たった所だけが赤味が発色されてます。
下地の色の影響が出すぎで不向きかと思いました。

最後にホワイトの下地です。

ホワイトの下地に塗装したものは、パールの色合いで、光を受けた個所が、赤みをおびて発色して見えます。
ほかの下地と違い、半光沢、つや消しをしても、光を受けた個所は、赤みを帯びて見えます。
この下地は、パール感が強めの表現となり、とても綺麗な感じの良い色合いが出ていると思います。

今回の塗料は、クリア系ですので、赤みの風合と、パールの風合いが合わさり、とても綺麗な色です。
ピンクの下地以外は、使えそうな良い色合いが、出ておりますので、試して頂ければと思います。

トップコート別の比較検証

こちらは、「Mr.クリスタルカラー XC03 ルビーレッド」を塗装したままの物です。

トップコートに、光沢を塗装したものと、ほぼ変わりませんが、若干の発色が違います。
ですので、トップコートに、光沢を塗装して頂き、より綺麗な発色を出すのが良いと思います。
トップコートを吹かなくても良いのですが、塗装剥げを防ぐためにも、トップコートを塗装する事をオススメ致します。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別のは半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.クリスタルカラー XC03 ルビーレッドは、クリアー系の塗料になりますので、下地の影響が大きかったです。
また、グレー、ホワイトに関しては、光のあたる箇所で赤みがでて、良い感じでした。

1つのカラーでも、下地や、トップコートで、印象がガラッと、変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば、嬉しいです。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。

今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

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最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。

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