GSI Creos Mr.CRYSTAL COLOR XC06 PEARL/2COAT
TOURMALINE GREEN
どうも!PM Paint(プラモデルペイント)です。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています
お使いのモニターなどの環境により、画像の色合いが変わる可能性があります。
プラモデル制作の参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく解説しております。
Mr.クリスタルカラー XC06 トルマリングリーンを比較検証
今回検証させて頂くカラーは、Mr.クリスタルカラー XC06 トルマリングリーンです。
下地にブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装しています。
その上から「Mr.クリスタルカラー XC06 トルマリングリーン」を塗装してみました。
塗装には、エアブラシを使用しております。
GSI Creos Mr.CRYSTAL COLOR XC06 PEARL/2COAT
TOURMALINE GREEN
こちらの塗料は、パール塗装用の塗料となっております。その為、下地の色によって色合いが大幅に変わります。
実際のプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件や、エアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、1:2から2.5程度で希釈し軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
下地4種類の比較
まずは、ブラックの下地に「Mr.クリスタルカラー XC06 トルマリングリーン」を塗装しております。
下地が、ブラックの塗装は、XC07 ターコイズグリーンより、薄い緑色の発色で塗装が出来ています。
また、トップコートの光沢では、より、メタリックが強調され、キラキラとした発色が出てます。
光沢が無くなるほど、若干ですが、深みのある色合いが表現できています。
次は、グレーの下地です。
先ほどのブラックの下地とは違い、下地がほんのりと紫色のような色合いになり、光が当たった部分のみグリーンの色が出てきています。
それ以外は、パール感が有る、薄いメタリックのような表現になっています。
光沢が減るほど、グリーンの色合いが減り少し紫を帯びた灰色が顔を出してきます。
なんとも言えない色ですが、これはこれで良い感じがします。
ガンプラであれば、パール系の外装でホワイトとグレーの塗分けなどに使用するのも、有りかと思います。
次は、ピンクの下地です。
ピンク色は、グリーンの発色より光が当たった箇所がパール感で、薄いゴールドに近い色合いが出てきておりますが、やはりピンク色が強調されています。
つや消しになっていくほど、キラキラした感じはなくなってきます。
こちらも、全体的に光が当たった所だけが、グリーンと言うより薄いゴールドのような発色で見れました。
最後にホワイトの下地です。
ホワイトの下地に塗装したものは、紫がかったパールの色合で光が当たった箇所がほのかにグリーンが見える程度です。
つや消しになるほど、くすんだパール感の色合に見えますが、下地のホワイトではなく、ほんのり紫がかった色合いに見えます。
ほかの下地と違い、グリーンがどのコーティングでも分かるか分からないくらいしか出てきていませんでした。
今回の塗料は、クリア系ですので下地のブラックやピンク以外は、それぞれの下地の色合いで表現されておりますが、光のあたり具合で、グリーン色がほんのりとおもてに出てきています。
用途によっては、下地を変えることによって使えそうな良い色合いが出ておりますので試して頂ければと思います。
トップコート別の比較検証
こちらは、「Mr.クリスタルカラー XC06 トルマリングリーン」を塗装したままの物です。
トップコートに、光沢を塗装したものと、ほぼ変わりません。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートに、光沢を塗装して頂ければ良いと思います。
トップコートを吹かなくても良いのですが、塗装剥げを防ぐためにも、使用用途別での、トップコートをお勧めいたします。
次は、各下地別の光沢の比較です。
次は、各下地別のは半光沢の比較です。
次は、各下地別のつや消しの比較です。
いかがでしたでしょうか?
今回の塗料Mr.クリスタルカラー XC06 トルマリングリーンは、クリア系の塗料になりますので下地の影響で表現される色合いの違いが大きかったです。
比較した感想ですが、ピンクに関しては下地の影響が大きく、ほのかに出てくるゴールドの様な色合いが出ていますが、この塗料には不向きの下地かと思いましたが、ガンプラで使えそうな色合いだと、シャア専用ズゴックのメタリック調の塗装に使えそうかなと思いました。
グレー、ホワイトに関しては、うっすらと紫がかったグリーンのパール感が出て、良い感じだと思いました。
1つのカラーでも下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただきイメージ通りの色合いを出すお手伝いが出来れば、嬉しいです。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
コメント