Mr.カラー ガンダムカラー・フォー・ビルダーズ UG24  光沢トランザムレッドパールを4種類の下地で塗り比べてみた

GSI クレオス

Mr.COLOR  GUNDAM COLOR  FOR BUILDERS UG24  GLOSS 
TRANS-AM RED PEARL

どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

Mr.カラーガンダムカラー・フォー・ビルダーズ UG24  光沢トランザムレッドパールを比較検証

今回検証するカラーは、Mr.カラーガンダムカラー・フォー・ビルダーズ UG24  光沢トランザムレッドパールです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー ガンダムカラー ・フォー・ビルダーズ UG24  光沢トランザムレッドパール」を塗装してみました。

Mr.COLOR  GUNDAM COLOR  FOR BUILDERS UG24  GLOSS 
TRANS-AM RED PEARL

比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、1:1~1.5程度で希釈しておりますが、塗料の状態によって濃度が薄くなっている場合もあります。
また、塗料の吹き付け方法は、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、ムラなどを消す程度で、軽く3度吹きした結果になります。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地がブラックの塗装では、下地の影響で 色合いは暗めですが、パール感がある深みがあるメタリックレッドの色合いで仕上がりました。
また、トップコートの光沢では、より艶が出てほんのりと粒子が浮き上がった、綺麗な色合いで表現されました。
半光沢は、艶がなくなる分 パール感が落ちた色合いですが、メタリック調の質感が残った色合いで仕上がりました。
つや消しは、パールの質感が落ちますが、半光沢の色合いとは違い、渋く感じの良い色合いで仕上がっていました。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

グレーの下地では、下地の影響も出ていますが、パール感がある、深い赤みのあるメタリックレッドの色合いで仕上がりました。
光沢のトップコートは、より艶が出て色合いは変わらず、ほんのりと粒子が浮き上がり、綺麗な色合いで表現されました。
半光沢は、こちらも 艶がなくなる分 パールの質感は落ちますが、メタリック調の質感が残った色合いで仕上がりました。
つや消しも、ブラックと同様で、パールの質感が落ち色合いは薄く見えますが、感じの良い色合いで仕上がっていました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ピンクの下地では、下地の影響が出ていますが、若干 明るめのパール感がある、深い赤みのあるメタリックレッドの色合いで仕上がりました。
光沢では、こちらも より艶が出て、色合いは変わらず、ほんのりと粒子が浮き上がり、綺麗な色合いで表現されました。
半光沢は、こちらも 艶がなくなる分 パールの質感は落ちますが、メタリック調の質感が残った色合いで仕上がりました。
つや消しは、パールの質感が落ちますが、渋く感じの良い色合いで仕上がっていました。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地では、下地の影響は感じられず、パール感がある深い赤みのあるメタリックレッドの色合いで仕上がりました。
光沢は、こちらも同様で色合いは変わらず、ほんのりと粒子が浮き上がり、綺麗な色合いで表現されました。
半光沢は、こちらも 艶がなくなる分 パールの質感は落ちますが、メタリック調の質感が残った色合いで仕上がりました。
つや消しは、パールの質感が落ちますが、渋く感じの良い色合いで仕上がっていました。
今回の塗料は、パール塗料ですが、それぞれの下地の影響で、表現される色合いの違いが出ていますが、パール感があるメタリックレッドの色味が出た 塗料だと感じました。
つや消し以外は、綺麗なパールの輝きと メタリック感のある色合いが出ておりますので、お試し頂ければと思います。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いが有りますが、色合いの差は感じず、それぞれの下地毎の綺麗なパールの質感と メタリック感がある色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い、発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか?
今回の塗料 ガンダムカラー ・フォービルダーズ UG 24 トランザムレッドパールは、パール塗料になりますが、それぞれの下地の影響はありますが、パールの質感が良く深い赤味の綺麗な色合いが出ていると思いました。
トランザムシステム発動時のような、全身赤身のかかった色合いに出来る塗料と記載されていました。
つや消しは、パールの質感と鮮やかさが無くなりましたので、使用するには向いていないと思いました。

1つのカラーでも下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。

最後に、サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。

今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

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最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。

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