ガイアカラー No.009 ブライトシルバー Bright Silver + No.041 クリアーレッド Clear Redを3種類の光沢下地にキャンディー塗装して比較してみた。

andy paint silver with a glossy base. Gaia Color No.009 Bright Silver + No.041 Clear Red.Black・White・Gray Gloss I Tried Painting With3 TypesOfBasea Compared Them.

どうも！PM Paintです。
このブログでは、色々なプラモデルの塗料を比較していきます。
この動画の目的ですが、プラモデルの塗料は、蓋の色がその色になっていたり、サンプルがあったりしますが、蓋を開けてみたら、色が違う？という事があります。

今回は、ガイアカラーのExホワイト・Exブラック・ニュートラルグレーⅡを吹きかけ、光沢下地として使用し、また メタリックカラーの下地としては、ガイアカラーのブライトシルバーを塗装し、キャンディ塗装を行う為に、ガイアカラーのクリアーカラーを吹いて、どの様な色味になるかを比較してみました。

塗装ムラや擦れ、剥がれなどがございますが、参考程度に思っていただけると幸いです。

下地の色や、トップコートの種類によって、見え方が大きく変わっていきます。
比較方法ですが、プラスチックスプーンに、Exホワイト・Exブラック・ニュートラルグレーⅡを吹き、その上からブライトシルバーを吹いて行きます。
更にブライトシルバーを吹いた後に ガイアカラーのクリアカラーを吹き付け、キャンディー塗装にしています。
最終仕上に、光沢、半光沢、つや消しの、3種類のトップコートでコーティングした物と、トップコートなしを用意して、それぞれを比較します。

全部で、1品番 12種類の色合いを見比べて、実際のプラモデル制作などでの、カラーイメージの参考にしていただければと思います。

色見本の画像は、一切、加工していません。
撮影環境や お使いの液晶の環境で、塗装面の明るさや 若干の色合いが変わる場合があります。
今後の塗装の参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

今回検証に使用する光沢下地 ガイアカラー Ex-01 Exホワイト Ex-02 Exブラック No.072 ニュートラルグレーⅡ

ガイアカラー No.009 ブライトシルバー Bright Silver + No.041 クリアーレッドを比較検証

今回比較検証する塗料は、ガイアカラー No.009 ブライトシルバー + No.041 クリアーレッドです。
ガイアカラーのEx-01 Exホワイト Ex-02 Exブラック No.072 ニュートラルグレーⅡを塗装後に「ガイアカラー No.009 ブライトシルバー + No.041 クリアーレッド」を塗装してみました。

Candy paint silver with a glossy base. Gaia Color No.009 Bright Silver + No.041 Clear Red.Black・White・Gray Gloss I Tried Painting With3 TypesOfBasea Compared Them.

比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件や、エアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、Exホワイト・Exブラック・ニュートラルグレーⅡ、クリアーは、1：1～1.5未満で希釈。
メタリックカラーは、1：2～2.5未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
塗料の吹き付け方法は、基本、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、色ムラなどを消す程度で、軽く 2～3度吹きした結果になります。
カラークリアーについては、1度 塗装表面に軽く光沢が出るまで吹きかけ、馴染ませながら色ムラなどが無くなる様に 3～4度吹きかけを実施しております。
カラー毎に、下地のサンプルを配置していますので、色合いの確認など、参考にしていただけると幸いです。

では、比較していきましょう！
先ずは、下地がガイアノーツ Ex-01 ExホワイトでNo.009 ブライトシルバーを塗装したものです。

トップコートなしでは、下地の影響は感じられませんが、程よくシルバーの粒子が感じ取れ 鮮やかで綺麗な 深みのある 濃いめのレッドの色合いで仕上がりました。
光沢では、さらに艶が出て、より深みがあり、鮮やかで綺麗な 濃いめのレッドの色合いで表現されています。
半光沢では、クリアカラーの透明感が落ちますが、鮮やかさがあり、程よい艶で感じの良い色合いで仕上がりました。
つや消しでは、透明感が消えてしまいますが、渋く 感じの良い 綺麗な色合いが出ていると思います。

下地がガイアノーツ Ex-02 ExブラックでNo.009 ブライトシルバーを塗装したものですです。

トップコートなしでは、若干下地の影響で暗さを感じますが、程よくシルバーの粒子が感じ取れ 鮮やかで綺麗な 深みのある 濃いいレッドの色合いで仕上がりました。
光沢では、さらに艶が出て、より深みがあり、鮮やかで綺麗な 濃いいレッドの色合いで表現されています。
半光沢では、クリアカラーの透明感が落ちますが、鮮やかさがあり、程よい艶で感じの良い色合いで仕上がりました。
つや消しでは、透明感が消えてしまいますが、渋く 感じの良い 綺麗な色合いが出ていると思います。

次は、下地がガイアカラー No.072 ニュートラルグレーⅡでNo.009 ブライトシルバーを塗装したものですです。

トップコートなしでは、下地の影響はさほど感じられませんが、程よくシルバーの粒子が感じ取れ 鮮やかで綺麗な 深みのある レッドの色合いで仕上がりました。
光沢では、さらに艶が出て、より深みがあり、鮮やかで綺麗な レッドの色合いで表現されています。
半光沢では、クリアカラーの透明感が落ちますが、鮮やかさがあり、程よい艶で感じの良い色合いで仕上がりました。
つや消しでは、透明感が消えてしまいますが、渋く 感じの良い 綺麗な色合いが出ていると思います。

次は、それぞれの下地ごとの トップコート別を纏めてみましたので、どのように違いが出るのかを比較して頂ければと思います。
まずは、トップコートなしを纏めたものです。

それぞれの色ごとのトップコート別纏め

次に、光沢を纏めたものです。

次に、半光沢を纏めたものです。

次に、つや消しを纏めたものです。

以上が、それぞれの下地と トップコート別の色合いを検証した結果になります。
いかがでしたでしょうか？
今回、ガイアカラー No.009 ブライトシルバーと No.041 クリアーレッドを使い キャンディー塗装を検証して見ましたが、それぞれ 鮮やかで綺麗な 深みのある色合いが出ていると感じました。
Mr.カラーのカラークリアーと比較すると、Mr.カラーでは 少し乾燥してからの 重ね吹きを行って 今回の色合いの近くが出ましたが、ガイアカラーのクリアーでは、乾燥の時間を取らずに 塗装しても 今回の検証の色合い程度の綺麗なレッドの色合いが出ていました。
表現したい濃さのカラーを出すには 軽く乾燥後に重ねて塗装をする事をお勧めいたします。
気を付ける点としては、メタリックカラーの乾燥はしっかりしておかないと クリアーカラーを吹いた後に 下地の透けなどのムラが出て やり直しになってしまう事が有りましたので参考にして頂ければ幸いです。
この塗装は、手間がかかる作業ですが、お好みの色合いを出すために クリアカラーの重ね塗りの回数を増やして 理想的な色合いを出して頂ければと思います。

1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。

今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

Mr.ホビーカラー SF291 フィニッシングサーフェイサー1500 ホワイト

ガイアカラー Ex-01 Exホワイト

Mr.ホビーカラー SF288 フィニッシングサーフェイサー1500 ブラック

ガイアカラー Ex-02 Exブラック

Mr.ホビーカラー SF289 フィニッシングサーフェイサー1500 グレー

ガイアカラー No.072 ニュートラルグレーⅡ

ガイアカラー Ex-03 Ex-クリアー　光沢

ガイアカラー Ex-09 Ex-セミグロスクリアー プレミアム［フッ素入り］半光沢　

ガイアカラー Ex-10 Ex-フラットクリアー プレミアム［フッ素入り］ つや消し

ガイアカラー T-06L ブラシマスター（大）

ガイアカラー T-09L メタリックマスター（大）

最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。