gaianotes gaia-color metallic primary
No.038 primary metallic red
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
ガイアカラー メタリックカラー No.038 プライマリーメタリックレッドを比較検証
今回検証するカラーは、ガイアカラー メタリックカラー No.038 プライマリーメタリックレッドです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「ガイアカラー メタリックカラー No.038 プライマリーメタリックレッド」を塗装してみました。
gaianotes gaia-color metallic primary
No.038 primary metallic red
この塗料は、アルミに着色している,メタリックレッドです。
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
下地がブラックの塗装では、下地の影響が出て、ワインレッドの様な色合いで、粒子がキラキラしたメタリックレッドが表現されました。
また、トップコートの光沢では、艶が出ますがメタリック感や色合いの差が無いですが、より粒子が浮き上がったメタリックレッドで仕上がりました。
半光沢はトップコートなしと比べると、艶の差が有りますが、比較的変化がなくメタリック感が残った、良い色合いでした。
つや消しは、半光沢より色合いが濃く、メタリック感は残りますが、渋く落ち着いた色合いだと思います。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
先ほどのブラックの下地とは違い、下地の影響が若干出ていますが、こちらも粒子がキラキラとしたメタリックレッドが表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもより艶が出ていますが、メタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いのメタリックレッドで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしと比べると、多少の明るさの違いが見えますが、メタリック感のある落ち着いた色合いで、良い感じだと思います。
つや消しは、メタリック感が消えたように見えますが、渋く落ち着いた色合いで、良い感じだと思いました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ピンクの下地では、こちらも粒子がキラキラとした表現され、綺麗な発色のあるメタリックレッドの色合いが出ていると思いました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出て、色合いの変わりも少なく、メタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いのメタリックレッドで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしの色合いと比較すると、若干、色合いが薄く見えますが、メタリック感が残り落ち着いた感じの表現がされていました。
つや消しは、こちらもメタリック感が消えたように見えますが、良い感じだと思いました。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ホワイトの下地は、こちらも粒子がキラキラとした表現されましたが、色合いは薄く、メタリックレッドの色合いが出ていると思いました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出て、色合いの変わりも少なく、メタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いのメタリックレッドで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしの色合いと比較すると、若干、色合いがこいく見えますが、メタリック感が残った、落ち着いた良い感じの色合いで仕上がっていました。
つや消しは、こちらもメタリック感が消えたように見えますが、渋く落ち着いた色合いで、良い感じだと思います。
今回の塗料は、メタリック塗料ですが、メタリックが主張がされた、発色が良く綺麗な色合いのメタリックレッドだと思います。
下地を変えることで、色合いの変化を付けれると思いますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いや、色合いが濃くなった表現になっていますが、なしの場合は、それぞれの下地ごとのメタル感のあるメタリックレッドが出ており、綺麗な良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い、発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
次は、各下地別の半光沢の比較です。
次は、各下地別のつや消しの比較です。
いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、ガイアノーツ メタリックカラー No038 プライマリーメタリックレッドは、メタリック塗料になりますので、下地の影響は有りましたが、いい色合いが出ると思いました。
それぞれの下地に吹いた感想ですが、クレオスのクリスタルカラーのような、色の乗りで、ブラック以外は色合いが薄く、出ていないように見えました。
重ね塗りをすることで、より良い色合いが出ると思います。
また、使用箇所別によりますが、下地を変えることで表現の幅が出る塗料と思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと、変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出すお手伝いが出来れば、嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
コメント
粒子が大きい。粒子が粗い。つぶつぶ感を感じるという意見を見ますので、「粒子が主張する」感じでしょうか?
私は粒子が粗いと聞くと、Mr.カラーGX208ラフシルバーを連想しますが、ラフシルバーを使った事がございましたら「あんな感じ」または「違うよ」と教えていただくとイメージしやすいです。
当サイトを参考にしていただきありがとうございます。
また、コメントありがとうございます。
塗装技量不足や仕方が不十分なところや説明不足が多々あります。
本サンプルで、表現が粗く見えておりますが、現物は、MrメタリックカラーGXよりは、粒子は細かいかと感じております。
どの様な表現が適しているか思案しておりますが、色合いは別とお考え頂き、SM209 スーパーカッパー程の粒子具合(見え方)が近いかと?
GX208 ラフシルバーと、比較するとラフシルバーの方が粗く感じております。
希釈率や吹き方や重ね塗りで、かなり表現が変化すると思われます。
当サイト カテゴリーからMrメタリックカラーGXを検索して頂き、ラフシルバーも投稿させてい頂いておりますので、是非、参照して頂ければ幸いで。
今後もご意見、ご感想のコメントを頂けると励みになります。
また、その他塗料で検証して欲しい物がありましたらお気軽にお声掛けください!
何度もコメントスミマセン。
あまり連続でコメントする事に気をひけているのですが、新たに投稿されるものは、気になる塗料ばかりなので、ついついコメントしております。
粒子の件は、まずPMpaintさんの画像が粗いという意味ではございません。レビューとか見ると粒子という言葉がでるので、気になりました。
深みがありつつ明るいメタリックブルーを探しており、先日コメントをしたサファイアブルーでたどり着いたのも一環でした。
このコメントを書いているのはレッドですがブルーの方を試してみます。
リクエストとしては
Mr.カラー326 ブルーFS15044
Mr.カラー328 ブルーFS15050
です。
私だけでなく「明るすぎず。暗すぎず、そしてティターズブルーでない紺色」を探している人は多くいると思います。
私自身も試しているのですが「この発色で正解か?」と自分の塗装技術に不安になります。
私のリクエストではなく、他でもニーズあるかも。と判断しましたら扱ってみてください。
コメントありがとうございます。
かしこまりました。
公開までに多少時間がかかると思いますが、そちらも検証させて頂きます。
しばらくお待ちください。