TAMIYA TAMIYACOLOR LACQUE PAINTO LP-18 DULL RED FLAT
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
タミヤカラー LP-18 ダルレッド つや消しを比較検証
今回検証するカラーは、タミヤカラー LP-18 ダルレッド つや消しです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「タミヤカラー LP-18 ダルレッド つや消し」を塗装してみました。
TAMIYA TAMIYACOLOR LACQUE PAINTO LP-18 DULL RED FLAT
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:1から、1.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、つや消し塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
下地がブラックの塗装では、下地の影響が出ており、ブラウンの様な色合いで仕上がりました。
また、トップコートの光沢では、より艶が出てくる分、若干ですが、色合いが濃くなった感じで表現がされますが、良い感じが出てると思います。
半光沢は、艶の差が有りますが、色合い的には光沢と変わりがないかと思います。
つや消しは、半光沢より落ち着いた色合いとなり、より濃くなったように見えますが、渋く良い感じだと思いました。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
先ほどのブラックの下地とは違い、下地の影響は有りますが、レッドが表に出てきた、赤茶色の色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、ブラックと同様で、より艶が出て若干の暗さを感じる表現がされますが、良い感じの色合いだと思いました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、良い感じの色合いだと思います。
つや消しは、半光沢より落ち着いた色合いとなり、より濃くなったように見えますが、渋く感じの良い色合いだと思いました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ピンクの下地では、多少、下地のピンクが重なり、暗めのレッドの様な色合いが表現されました。
光沢のトップコート有りなしで見ると、こちらも、より艶が出て、綺麗な発色がされた色合いで見えます。
半光沢は、艶の差が有りますが、色合いの差が無く良い感じの色合いだと思います。
つや消しは、半光沢より落ち着いた色合いとなり、渋く感じの良い色合いだと思いました。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ホワイトの下地に塗装したものは、ピンクの下地とあまり変わりがないかと思いますが、少し暗いような色合いで、レンガのような色合いで見えます。
トップコートの光沢は、艶の輝きが違うだけで、トップコートなしとの色合いと差は少なく、感じの良い色合いで仕上がりました。
こちらも半光沢は、艶の差が有りますが、色合いの差が無く感じの良い色合いだと思います。
つや消しも、ほかの下地の色合いと変わりがなく、トップコート無しより少し暗めですが、渋く感じの良い色合いで表現されていました。
今回の塗料は、つや消し塗料ですが、それぞれの下地で表現が異なり、下地を変えることで、色合いの表現を変えれると思います。
渋く感じの良い、綺麗な赤茶色が出ておりますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いが有りますが、色合いの差を感じず、どの下地でも綺麗な発色がされ、良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
次は、各下地別の半光沢の比較です。
次は、各下地別のつや消しの比較です。
いかがでしたでしょうか?
今回の塗料タミヤカラー LP18 ダルレッドは、つや消し塗料になりますが、それぞれの下地の影響は有りましたが、落ち着いた感じの良い、赤茶色の色合いが出ていると思いました。
また、クレオス・ガイアノーツに比べて、経年劣化もあるかと思いますが、塗料濃度が薄く感じました。
赤茶色系ですので、調色などに使用して艦艇色の色合いを出すのも、良いかと感じました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば、嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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