TAMIYA TAMIYACOLOR LACQUE PAINTO LP-21 ITALIAN RED
GLOSS
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
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お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
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動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
タミヤカラー LP-21 イタリアンレッド 光沢を比較検証
今回検証するカラーは、タミヤカラーLP-21 イタリアンレッド 光沢です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「タミヤカラー LP-21 イタリアンレッド 光沢」を塗装してみました。
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TAMIYA TAMIYACOLOR LACQUE PAINTO LP-21 ITALIAN RED
GLOSS
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比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
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比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:1から、1.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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下地がブラックの塗装では、下地の影響が出ており、赤茶色の様な色合いで仕上がりました。
またトップコートの光沢では、より艶が出てくる分、若干ですが、色合いが濃くなった感じで表現がされますが、良い感じが出てると思います。
半光沢は、艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、良い感じの色合いだと思います。
つや消しは、半光沢より落ち着いた色合いとなり、より濃くなったように見えますが、渋く良い感じだと思いました。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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先ほどのブラックの下地とは違い、下地の影響は有りますが、鮮やかで綺麗なレッドの色合いが表現されました。
光沢のトップコートは、ブラックと同様で、より艶が出て若干の暗さを感じる表現がされますが、良い感じの色合いだと思いました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、良い感じの色合いだと思います。
つや消しは、半光沢より落ち着いた色合いとなり、より濃くなったように見えますが、渋く感じの良い色合いだと思いました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ピンクの下地では、多少、下地のピンクが重なり明るいレッドの色合いが表現されました。
光沢のトップコート有りなしで見ると、こちらもより艶が出て、綺麗な発色がされた色合いで見えます。
半光沢は、艶の差が有りますが、色合いの差が無く良い感じの色合いだと思います。
つや消しは、半光沢より落ち着いた色合いとなり、渋く感じの良い色合いだと思いました。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ホワイトの下地に塗装したものは、ピンクの下地より色合いが濃く見え、鮮やかで綺麗なレッドの色合いが出ていると思います。
トップコートの光沢は、艶の輝きが違うだけでトップコートなしとの色合いと差は少なく、感じの良い色合いで仕上がりました。
こちらも半光沢は、艶の差が有りますが、色合いの差が無く感じの良い色合いだと思います。
つや消しも、ほかの下地の色合いと変わりがなく、トップコート無しより少し暗めですが、渋く感じの良い色合いで表現されていました。
今回の塗料は、光沢塗料ですが、それぞれの下地で明るさの表現が異なり、下地を変えることで、色合いの表現を変えれると思います。
渋く感じの良い、綺麗なレッドが出ておりますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
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トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いが有りますが、色合いの差を感じず、どの下地でも綺麗な発色がされ、良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
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次は、各下地別の半光沢の比較です。
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次は、各下地別のつや消しの比較です。
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いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、タミヤカラー LP21 イタリアンレッドは光沢塗料になりますが、それぞれの下地の影響は有りましたが、鮮やかで感じの良いレッドの色合いが出ていると思いました。
また、クレオス、ガイアノーツに比べて、経年劣化もあるかと思いますが、塗料濃度が薄く感じました。
塗料名にちなんで、自動車プラモデルでフェラーリの外装に使って見たいと思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
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Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
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Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
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Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
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Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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