Mr.カラー ベルベットカラー CV01 ベルベットレッド VELVET REDをブラック・ホワイト・グレーの 3種類の光沢下地に塗装して比較してみた。

GSI Creos Mr.COLOR VELVETCOLOR CV01 VELVET RED METALLIC / PRIMARY Black・White・Gray Gloss I Tried Painting With3 Types Of Basea And Compared Them.

どうも！PM Paintです。
このブログでは、色々なプラモデルの塗料を比較していきます。
この動画の目的ですが、プラモデルの塗料は、蓋の色がその色になっていたり、サンプルがあったりしますが、蓋を開けてみたら、色が違う？という事があります。

今回は、プラスチックスプーンに、 Mr.フィニッシングサーフェイサー1500のブラック グレー ホワイトの3種類のサーフェイサーを下地として吹きその上に ガイアカラーの Exホワイト・Exブラック・ニュートラルグレーⅡを吹きかけ、光沢下地にして使用しています。

塗装ムラや擦れ、剥がれなどがございますが、参考程度に思っていただけると幸いです。

下地の色や、トップコートの種類によって、見え方が大きく変わっていきます。
比較方法ですが、プラスチックスプーンに、3種類の光沢塗料を使用して 下地として吹き、その上から Mr.カラーの ベルベットカラーを吹いて行きます。
そのあとに、光沢、半光沢、つや消しの、3種類のトップコートでコーティングした物と、トップコートなしを用意して、それぞれを比較します。

全部で、1品番 12種類の色合いを見比べて、実際のプラモデル制作などでの、カラーイメージの参考にしていただければと思います。

色見本の画像は、一切、加工していません。
撮影環境や お使いの液晶の環境で、塗装面の明るさや 若干の色合いが変わる場合があります。
今後の塗装の参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

今回検証に使用する光沢下地 ガイアカラー Ex-01 Exホワイト Ex-02 Exブラック No.072 ニュートラルグレーⅡ

Mr.カラー ベルベットカラー CV01 ベルベットレッドを比較検証

今回比較検証する塗料は、Mr.カラー ベルベットカラー CV01 ベルベットレッドです。
ガイアカラーのEx-01 Exホワイト Ex-02 Exブラック No.072 ニュートラルグレーⅡを塗装後に「Mr. カラー ベルベットカラー CV01 ベルベットレッド」を塗装してみました。

GSI Creos Mr.COLOR VELVETCOLOR CV01 VELVET RED METALLIC / PRIMARY Black・White・Gray Gloss I Tried Painting With3 Types Of Basea And Compared Them.

比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件や、エアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、Exホワイト・Exブラック・ニュートラルグレーⅡ、クリアーは、1：1～1.5未満で希釈。
検証塗料は、1：2～2.5未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
塗料の吹き付け方法は、基本、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、色ムラなどを消す程度で、軽く 2～3度吹きした結果になります。
カラー毎に、下地のサンプルを配置していますので、色合いの確認など、参考にしていただけると幸いです。

では、比較していきましょう！
先ずは、下地がガイアノーツ Ex-01 Exホワイトです。

トップコートなしでは、下地の影響は感じられませんが、ほんのりとメタリックの粒子が感じ取れる、綺麗で鮮やかな メタリックレッドの色合いで仕上がりました。
光沢は、艶が出て、色合いは少し濃くなり、メタリックの粒子が程よく浮き上がって、鮮やかで綺麗なレッドの色合いで表現されています。
半光沢は、 多少の明るさの違いが見えますが、鮮やかさがあり、程よい艶で感じの良い色合いで仕上がりました。
つや消しは、もともとザラツイタ表面ですので、塗装表面が滑らかになり 渋く落ち着いた 感じの良い色合いで表現されていました。

下地がガイアノーツ Ex-02 Exブラックです。

トップコートなしでは、下地の影響が出ており、メタリックの粒子が感じ取れる、綺麗で鮮やかな 濃いい紫みのメタリックレッドの色合いで仕上がりました。
光沢は、艶が出て、色合いは少し濃くなり、メタリックの粒子が程よく浮き上がったような、鮮やかで綺麗な 濃いい紫みのレッドの色合いで表現されています。
半光沢は、 多少の明るさの違いが見えますが、鮮やかさがあり、程よい艶で感じの良い色合いで仕上がりました。
つや消しは、表面が粗く見えますが、塗装表面が滑らかになり 渋く落ち着いた 感じの良い色合いで表現されていました。

次は、下地がガイアカラー No.072 ニュートラルグレーⅡです。

トップコートなしでは、下地の影響は感じられませんが、程よくメタリックの粒子が感じられ、綺麗で鮮やかな 紫みのメタリックレッドの色合いで仕上がりました。
光沢は、艶が出て、色合いは少し明るく 濃くなり、メタリックの粒子が程よく浮き上がって、鮮やかで綺麗な 紫みのレッドの色合いで表現されています。
半光沢は、 多少の明るさの違いが見えますが、鮮やかさがあり、程よい艶で感じの良い色合いで仕上がりました。
つや消しは、もともとザラツイタ表面ですので、塗装表面が滑らかになり 渋く落ち着いた 感じの良い色合いで表現されていました。

次は、それぞれの下地ごとの トップコート別を纏めてみましたので、どのように違いが出るのかを比較して頂ければと思います。
まずは、トップコートなしを纏めたものです。

それぞれの色ごとのトップコート別纏め

次に、光沢を纏めたものです。

次に、半光沢を纏めたものです。

次に、つや消しを纏めたものです。

以上が、それぞれの下地と トップコート別の色合いを検証した結果になります。
いかがでしたでしょうか？
今回のMr.カラー ベルベットカラー CV01 ベルベットレッドを 3種類の光沢下地で検証してみましたが、メタリック塗料で、それぞれ下地の影響は有りましたが、綺麗で鮮やかな メタリックレッドの色合いがでると思いました。
塗装後はつや消し仕上がりで、ザラツイタ表面になり メタリック感が薄い感じがしますが、表現毎のトップコートをすることで滑らかな塗装表面になり、くすんだメタリックの表現が出ていました。
希釈を少なくすると、乾燥後に表面の割れなどが出ていました。また、希釈しすぎると、薄く重ねて行っても発色が薄く 重ねすぎると液だれしたりしていましたので、少し乾燥して塗り重ねるか希釈率を調整して試し吹きを行ってから塗装される方が良いかと感じました。
塗装環境にもよりますが、今回は、1：2.5未満に合わせて実践して見ておりますので、参考程度で見て頂けると幸いです。

1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。

今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

Mr.ホビーカラー SF291 フィニッシングサーフェイサー1500 ホワイト

ガイアカラー Ex-01 Exホワイト

Mr.ホビーカラー SF288 フィニッシングサーフェイサー1500 ブラック

ガイアカラー Ex-02 Exブラック

Mr.ホビーカラー SF289 フィニッシングサーフェイサー1500 グレー

ガイアカラー No.072 ニュートラルグレーⅡ

Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ（光沢）

Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢　

Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し

ガイアカラー T-06L ブラシマスター（大）

Mr.レベリングうすめ液　400ml （特大）

最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。