HGUC MS-07B グフ ブルー部を4種類の下地で塗り比べてみた

Kit別塗装

どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

HGUC MS-07B グフ ブルー部を4種類を比較検証

今回検証するキットカラーは、HGUC MS-07B グフ ブルー部です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C65 インディブルー C323 ライトブルー C3 レッド」を調色して塗装してみました。

説明書記載の調色割合は、インディブルー 90% ライトブルー 10% レッド 少量となります。
説明書記載では、みず色と記載されておりますが、今回は、ライトブルーを代用しております。

比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:1から、1.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地がブラックの塗装では、下地の影響で暗さを感じる色合いとなっていますが、ほぼ、インディブルーの色合いで表現されたと思います。
またトップコートの光沢では、より艶が出ていますが、色合い的には変わらず、少し暗めの表現がされましたが、綺麗なブルーの色合いで仕上がりました。
半光沢も、若干、艶の差が有りますが、さほど色合いの差が無く、落ち着いた良い感じの色合いが出ていると思いました。
つや消しは、トップコート無しより、少し暗めの表現がされますが、渋く落ち着いた色合いで表現されていました。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

グレーの下地では、下地の影響が感じられず、明るく綺麗で鮮やかなブルーの色合いで仕上がりました。
光沢のトップコートは、こちらもより艶が出る分、色合い的には少し暗めの表現がされましたが、綺麗で鮮やかな色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、少し暗めですが、落ち着いた表現されていると思いました。
つや消しは、トップコート無しより、少し暗めの表現がされますが、渋く落ち着いた色合いで表現されていました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

こちらも下地の影響が感じられず、グレーの下地の色合いより若干、濃く見えますが、感じの良い、鮮やかなブルーの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもより艶が出る分、色合い的には少し暗めの表現がされましたが、綺麗で鮮やかな色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、少し暗めですが、落ち着いた表現されていると思いました。
つや消しは、トップコート無しより、少し暗めの表現がされますが、渋く落ち着いた色合いで表現されていました。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地も、下地の影響が感じられず、少し明るい感じの良いブルーの色合いで表現されました。
トップコートの光沢は、艶の輝きが違うだけで、トップコートなしとの色合いと差がなく、鮮やかで綺麗な色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、少し暗めですが、落ち着いた表現されていると思いました。
つや消しは、こちらもトップコート無しより、少し暗めですが、渋く落ち着いた色合いで表現されていました。
今回の塗料は、光沢塗料の調色ですが、どの下地に対してもさほど下地の影響がなく、下地を気にせず使える色合いだと感じました。
説明書の写真機体の、色合いが出ていませんでしたが、近い良い色合いが出ていると思いますので、お試し頂ければと思います。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと比較すると、艶や明るさの違いは有りますが、色合いの差を感じず、どの下地でも、綺麗な良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか?
今回調色を行った塗料は、Mr.カラー C65 インディブルー C323 ライトブルー C3 レッドで、基本色の光沢塗料の調色ですが、下地ごとの明るさの違いや、色合いの違いは出ていましたが、感じの良いブルーの色合いが出ていると思いました。
また、説明書のカラー見本に、近い色合いにするならば、ブラックの下地にすることでイメージしやすいかと思います。
なかなか、調色は面倒な作業ですが、今回はもう少しレッドを加えたほうが良かったのではないかと感じました。
単色カラーでも下地の塗わけで、できるかと思いますが、単色には出ない微妙な色合いが出ていました。
調色量や下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
キット塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば、嬉しいです。 

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなどお見苦しいところがございましたが、参考素材のため、そのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。

今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト

Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)

Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢

Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し

Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)

最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。

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