Mr.カラー C126 半光沢コックピット色（三菱系）三菱系日本海軍機械内色を4種類の下地で塗り比べてみた

GSI Creos Mr.COLOR C126 SEMI-GLOSS COCKPIT COLOR(MITSUBISHI)
JIN MITSUBISHI AIRCRAFT

どうも！PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラー C126 半光沢コックピット色（三菱系）三菱系日本海軍機械内色を比較検証
比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

Mr.カラー C126 半光沢コックピット色（三菱系）三菱系日本海軍機械内色を比較検証

今回検証するカラーは、Mr.カラーC126 半光沢コックピット色（三菱系）三菱系日本海軍機械内色です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C126 半光沢コックピット色（三菱系）三菱系日本海軍機械内色」を塗装してみました。

GSI Creos Mr.COLOR C126 SEMI-GLOSS COCKPIT
COLOR(MITSUBISHI) JIN MITSUBISHI AIRCRAFT

この塗料は、半光沢塗料で、三菱系日本海軍機械内色と記載されています。

GSIクレオス｜GSI Creos Mr.カラー C126 コクピット色(三菱系)

楽天ビック（ビックカメラ×楽天）

¥136 （2023/04/14 11:46時点 | 楽天市場調べ）

Amazon

楽天市場

ポチップ

比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件や、エアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、1対1から、1.5未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
また、塗料の吹き付け方法は、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、ムラなどを消す程度で、軽く3度吹きした結果になります。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地がブラックの塗装では、さほど下地の影響がなく感じの良い、ほんのりとブラウンがかった濃いいグリーンの色合いで表現されました。
また、トップコートの光沢では、よりつやが出ている分色合い的には少し暗めですが、ほんのりとブラウンがかった濃いいグリーンの色合いで仕上がりました。
半光沢は、さほど色合いの差が無く、艶がなくなるぶん、渋く落ち着いた色合いで仕上がりました。
つや消しは、トップコート無しより色合いが濃くなり、渋く感じの良い色合いで表現されていました。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

こちらも、下地の影響が感じられず、ブラックと同じで感じの良い、ほんのりとブラウンがかった濃いいグリーンの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもブラックと同様で、より艶が出る分鮮やかさが出た、感じの良いほんのりとブラウンがかった濃いいグリーンの色合いだと思います。
半光沢は、こちらも、艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、渋く落ち着いた色合いだと思います。
つや消しも、ブラックと同様で、トップコート無しより少し暗めで、色合いが濃くなり、渋く感じの良い色合いで表現されていました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

こちらも、下地の影響が感じられず、感じの良い、ほんのりとブラウンがかった濃いいグリーンの色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出る分色合いの鮮やかさがあり、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、色合いの差が無く、良い感じの色合いだと思います。
つや消しも、ほかの下地の色合いと変わりがなく、トップコート無しより暗めですが、渋く落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地も、下地の影響がなく感じの良い、ほんのりとブラウンがかった濃いいグリーンの色合いで表現されました。
トップコートの光沢は、艶が出る分鮮やかさが出た、感じの良い濃いいグリーンの色合いが表現されています。
半光沢は、こちらも、艶の差が有りますが、あまり、色合いの差が無いような表現がされ、渋く落ち着いた色合いだと思います。
つや消しも、ほかの下地の色合いと変わりがなく、トップコート無しより少し暗めですが、渋く感じの良い色合いで表現されていました。
今回の塗料は、半光沢塗料ですが、どの下地に対しても、ほぼ下地の影響がなく、下地選びに迷うず、使える塗料だと感じました。
渋く、感じの良い、ほんのりとブラウンがかった濃いいグリーンが出ておりますので、お試し頂ければと思います。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いが有りますが、色合いの差を感じず、どの下地でも、綺麗なほんのりとブラウンがかった濃いいグリーンの色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか？
今回の塗料、Mr.カラー C126 コックピット色三菱系は、半光沢塗料になりますが、それぞれの下地の影響は無く、綺麗で落ち着いた感じの良い、ほんのりとブラウンがかった濃いいグリーンの色合いが出ていると思いました。
軍用系などの色を表現させるのに、使用される塗料だと思いますが、この塗料で調色など、ほかのプラモデルやガンプラの外装などの、塗分けのアクセントに使えそうな感じがしました。
蓋の色合いで見ると、違いがありますので、蓋の色合いを濃くしたカラーイメージをした方が良いかと思いました。

1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。