GSI Creos Mr.COLOR C59 GLOSS ORANGE PRIMARY
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
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お使いのモニターなどの環境により、画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
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動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラー C59オレンジ 光沢 を比較検証
今回検証するカラーは、Mr.カラー C59オレンジ 光沢です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C59オレンジ 光沢」を塗装してみました。
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GSI Creos Mr.COLOR C59 GLOSS ORANGE PRIMARY
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比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
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比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件や、エアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、1:1から、1.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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下地が、ブラックの塗装では、下地の影響が、かなり出ており、オレンジの色合いではなく、ほぼブラウンに見えます。
また、トップコートの光沢では、つやが出るのみで、色合い的には変わりが出ないと思います。
この塗料は、光沢塗料ですが、半光沢、つや消しを吹いても、落ち着いた色合いになっていき、良い感じだと思いました。
なんとも言えない色ですが、これはこれで、良いかと思います。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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先ほどのブラックの下地とは違い、下地の影響で、ほのかにオレンジの色合いが出てきますが、暗い色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、ブラックと同様で艶が出て色合いは変わりませんが良い感じだと思いました。
光沢が減るほど、落ち着いた色合いになって、渋い色合いで良い感じだと思います。
こちらも、なんとも言えない色ですが、これはこれで、良い感じの色合いだと思います。
使用する箇所が少ないかと思いますが、暗めの表現させるのに使用すると、よいと思います。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ピンクの下地では容器の蓋に近い色合いが出て本来のオレンジの発色が有り、綺麗な色合いが出ています。
光沢のトップコート有りなしで見ると、こちらも、より、艶が出て、綺麗な色合いで見えます。
塗装の仕方によりますが、こちらもつや消しになっていく程、落ち着いた色合いになり、良い感じがします。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ホワイトの下地に塗装したものは、ピンクの下地より薄く仕上がり艶のある色合いが表現されました。
トップコートの光沢の有り無しでは、輝きが違うだけで、色合いはあまり変わりませんでした。
こちらも、つや消しになる程、落ち着いた色合いで仕上がり良い感じだと思います。
今回の塗料は、光沢塗料ですので下地の色でオレンジの表現が異なり本来のオレンジを出すなら、ピンクの下地だと思いました。
用途によって、使い分けができそうな良い色合いが出ておりますのでお試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
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トップコートに、光沢を塗装したものと比較すると、より艶が出て光沢が出るぶん若干ですが暗めの色合いで表現されています。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思います。
表現させる目的で変わりますが、塗装剥がれを防ぐためにもトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をするとより良い色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
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次は、各下地別の半光沢の比較です。
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次は、各下地別のつや消しの比較です。
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いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.カラー C59 オレンジは、光沢塗料になりますので、下地の影響は有りましたが、いい色合いが出ると思いました。
また、使用箇所別によりますが、下地を変えることで、オレンジの発色に違いがでて、良い感じだと思いました。
蓋の色合いにするならば下地はピンクにすることでイメージしやすいかと思います。
1つのカラーでも下地やトップコートで印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にして頂きイメージ通りの色合いを出すお手伝いが出来れば嬉しいです。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
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Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
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Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
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Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
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Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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