GSI Creos Mr.COLOR C75 METALLIC METALLIC RED
PRIMARY/CAR
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
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お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
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動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラー C75 メタリックレッドを比較検証
今回検証するカラーは、Mr.カラーC75メタリックレッドです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラーC75メタリックレッド」を塗装してみました。
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GSI Creos Mr.COLOR C75 METALLIC METALLIC RED
PRIMARY/CAR
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比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
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比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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下地がブラックの塗装では、下地の影響が出て赤茶色の様な色合いで落ち着いた色味のメタリックレッドが表現されました。
またトップコートの光沢では、艶が出ますが、メタリック感や色合いの差が無いですが、良い感じのメタリックレッドで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしと比べると艶の差が有りますが、比較的変化がなくメタリック感が残った良い色合いでした。
つや消しは、半光沢より色合いが濃くメタリック感がなくなりますが、渋く落ち着いた色合いで良い感じの色合いだと思います。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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先ほどのブラックの下地とは違い、下地の影響が若干出ていますが、GX系の様なギラギラした感じが無く落ち着いた色合いのメタリックレッドで仕上がりました。
光沢のトップコートは、こちらもより艶が出ていますが、メタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いのメタリックレッドで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしと比べると多少の明るさの違いが見えますが、メタリック感のある落ち着いた色合いで良い感じだと思います。
つや消しは、メタリック感が消えたように見えますが、渋く落ち着いた色合いで良い感じだと思いました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ピンクの下地では、こちらもGX系の様なギラギラした感じが無いですが、綺麗な発色のある、メタリックレッドの色合いが出ていると思いました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出て色合いの変わりも少なくメタリックの粒子が程よく出ており綺麗な色合いのメタリックレッドで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしの色合いと比較すると、若干色合いがこくなりますが、メタリック感が残り落ち着いた感じの表現がされていました。
つや消しは、こちらもメタリック感が消えたように見えますが、渋く落ち着いた色合いで、良い感じだと思いました。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ホワイトの下地に塗装したものは、こちらもGX系の様なギラギラした感じが無いですが、少し明るく見え、綺麗な発色のあるメタリックレッドの色合いが出ていると思いました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出て色合いの変わりも少なくメタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いのメタリックレッドで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしの色合いと比較すると、若干色合いがこいく見えますがメタリック感が残った落ち着いた良い感じの色合いで仕上がっていました。
つや消しは、こちらもメタリック感が消えたように見えますが、渋く落ち着いた色合いで、良い感じだと思いました。
今回の塗料は、メタリックカラーの塗料ですが、GX系の様なギラギラした感じが無く、メタリックの主張が抑えられた塗料ですが、発色が良く綺麗な色合いのメタリックレッドです。
下地を変えることで、色合いの変化を付けれると思いますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
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トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いや色合いが濃くなった表現になっていますが、なしの場合は、それぞれの下地ごとのメタル感のあるメタリックレッドが出ており綺麗な良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
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次は、各下地別の半光沢の比較です。
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次は、各下地別のつや消しの比較です。
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いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.カラー C75 メタリックレッドは、メタリックカラーの塗料になりますが、それぞれの下地の影響は有りましたが、鮮やかなレッドでいい色合いが出ると思いました。
また、ギラギラとしたメタリックではありませんが、メタリックレッドの鮮やかで綺麗な色合いが出ており良い感じだと思いました。
蓋の色合いで見ると、下地はホワイトにすることで、近いカラーイメージをしやすいかと思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出すお手伝いが出来れば嬉しいです。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
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Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
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Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
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Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
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Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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