GSI Creos Mr.MetallicCOLOR GX GX206 METALLIC
GX METAL PURPLE PRIMARY
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
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お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
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動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.メタリックカラーGX GX206 メタルパープルを比較検証
今回検証するカラーは、Mr.メタリックカラーGX GX206 メタルパープルです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.メタリックカラーGX GX206 メタルパープル」を塗装してみました。
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GSI Creos Mr.MetallicCOLOR GX GX206 METALLIC
GX METAL PURPLE PRIMARY
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比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
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比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、メタリック塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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下地がブラックの塗装では、下地の影響でパープルの色合いが薄く暗いメタリックパープルの色合いで見えるように感じます。
エアブラシの吹き加減や重ね塗りによって、より深みのある色合いのメタリックパープルに塗装ができると思います。
またトップコートの光沢で、さらに粒子が浮き上がったような、キラキラとした質感が出ています。
光沢が無くなっても、多少メタル感は落ちたように見えますが、渋い色合いでこれはこれで、いい色合いだと思います。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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先ほどのブラックの下地とは違い、下地の影響で明るめの色合いで、メタリックパープルが表現されています。
光沢のトップコートは、ブラックと同様で発色の良いキラキラとしたメタリック感のある色合いで仕上がりました。
こちらも半光沢、つや消しを吹いても、多少メタル感が落ちたように見えますが、渋い色合いで表現されています。
なんとも言えない色ですが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。
ガンプラであれば、紫系の外装でキャンディー塗装風にできるのではないかと思いました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ピンクは、先ほどのブラック、グレーとは違い、下地の影響で赤味のかかった、鮮やかな色合いに見えます。
光沢のトップコート有りなしで見ると、グレーよりも鮮やかさの違いがあり、綺麗な色合いで見えています。
こちらも光沢が無くなっても、メタリック感は落ちたように見えますが、綺麗な色合いが出ており、これはこれで良い感じだと思います。
塗装の用途や仕方によると思いますが、良いメタリックパープルの感じがします。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ホワイトの下地に塗装したものは、グレーの下地の色合いより、若干明るめの表現がされているように思います。
トップコートの光沢のありなしでは、メタル感の輝きが違うだけで、色合いはあまり変わらないように見えます。
こちらもつや消しになるほど、メタリック感は落ちますが、よい質感の紫色の様に見えました。
今回の塗料は、メタリック塗料ですので、下地の色の影響で発色具合が変わりますが、トップコート次第で色々な表現ができると思います。
用途によって、塗分けで使えそうな良い色合いが、出ておりますのでお試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
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トップコートに光沢を塗装したものと、比較するとメタリック感はあるものの、キラキラ感が若干抑えられた色合いに見えます。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートに光沢を塗装しない手もありかと思います。
しかし、より艶のあるメタリック感を表現する場合や、塗装剥がれなどが起こりうる可能性も含めてトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
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次は、各下地別の半光沢の比較です。
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次は、各下地別のつや消しの比較です。
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いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.メタリックカラーGX GX206 メタルパープルは、メタリック塗料になりますので、下地の影響はありましたが、各下地の色合いで、明るさの表現ができ、使用用途の幅が広がる塗料と感じました。
また、トップコート前に、Mr.クリアカラーGX GX105 クリアピンク、Mr.クリスタルカラー XC04 アメジストパープルを吹いて、深みや、違った発色を出すのも面白いかと、思いました。
個人が思い浮かぶのに、バイクや自動車のボディーなどを、表現させるのにも、面白いかと思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと、変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば、嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや、埃付着や、塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のため、そのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
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Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
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Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
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Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
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Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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