GSI Creos Mr.MetallicCOLOR GX GX207 METALLIC
GX METAL VIOLET PRIMARY
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.メタリックカラーGX GX207 メタルバイオレットを比較検証
今回検証するカラーは、Mr.メタリックカラーGX GX207 メタルバイオレットです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.メタリックカラーGX GX207 メタルバイオレット」を塗装してみました。
GSI Creos Mr.MetallicCOLOR GX GX207 METALLIC
GX METAL VIOLET PRIMARY
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、メタリック塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
下地がブラックの塗装では、若干の下地の影響が有る物のMr.カラーC67 パープルに近い色合いで、キラキラとしたメタリック感のある色合いで仕上がりました。
エアブラシの吹き加減や重ね塗りによって、深みのある色合いのメタルバイオレットの塗装ができると思います。
またトップコートの光沢で、さらに粒子が浮き上がったような、キラキラとした質感が出ています。
光沢が無くなっても、メタル質感は消えず渋い色合いで、これはこれでいい色合いだと思います。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
先ほどのブラックの下地と変わりはなく、若干ですが明るめの色合いでメタルバイオレットが表現されています。
光沢のトップコートは、ブラックと同様で、発色が良くキラキラとしたメタリック感のある色合いで仕上がります。
こちらも光沢が無くなっても、メタリック塗料の質感は残りますが、なくなるほど、下地の影響が見えてきました。
なんとも言えない色ですが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。
ガンプラであればメタリック調の塗装で、ドムの外装に使用してみたいと思いました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ピンクは、先ほどのグレーと変わらず、同じ程度の明るい色合いの表現になりました。
光沢のトップコート有りなしで見ると、光のあたり具合で若干の違いがあるかどうかの、色合いで見えています。
こちらも光沢が無くなっても、メタリック感の質感は残り綺麗な色合いだと思います。
塗装の用途や仕方によると思いますが良い感じです。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ホワイトの下地に塗装したものは、ほかの下地と同じく影響がなくキラキラとしたメタリック感のある色合いで仕上がりました。
トップコートの光沢のありなしでは、輝きが違うだけで色合いは、変わらないかと思います。
こちらもつや消しになるほど、メタリックの質感は残りますが、どの下地とも変わりが見えませんでした。
今回の塗料は、メタリック塗料ですので下地の色で、若干の影響は有りますが、トップコート次第でいろいろな表現ができると思います。
用途によって、塗分けで使えそうな良い色合いが、出ておりますのでお試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
トップコートに光沢を塗装したものと、比較するとメタリック感はあるものの、キラキラ感が若干抑えられた色合いです。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートに光沢を塗装しない手もありかと思います。
しかし、より、艶のあるメタリック感を表現する場合や塗装剥がれなどが、起こりうる可能性も含めて、トップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
次は、各下地別の半光沢の比較です。
次は、各下地別のつや消しの比較です。
いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.メタリックカラーGX GX207 メタルバイオレットは、メタリック塗料になりますが、すべての下地の色合いは、Mr.カラー C67 パープルをメタリックにした色合いです。
どの下地でも、同じような発色が得られるために、下地の塗分けは無くてもよいと感じました。
また、トップコート前に、青系のクリアーや、GX107 クリアパープルを吹いて見るのも面白いかと、思いました。
個人的ですが、バイクや自動車のボディー色を、アレンジさせた表現にするのも、面白いかと思います。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと、変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば、嬉しいです。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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