Mr.カラー C127 半光沢コックピット色(中島系) 中島系日本海軍機械内色を4種類の下地で塗り比べてみた

GSI Creos Mr.COLOR C127 SEMI GLOSS COCKPITCOLOR(NAKAJIMA)
JIN NAKAJIMA AIRCRAFT

どうも！PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラーC127 半光沢コックピット色(中島系) 中島系日本海軍機械内色を比較検証
比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

Mr.カラーC127 半光沢コックピット色(中島系) 中島系日本海軍機械内色を比較検証

今回検証するカラーは、Mr.カラーC127 半光沢コックピット色(中島系) 中島系日本海軍機械内色です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C127 半光沢コックピット色(中島系) 中島系日本海軍機械内色」を塗装してみました。

GSI Creos Mr.COLOR C127 SEMI GLOSS COCKPITCOLOR(NAKAJIMA)
JIN NAKAJIMA AIRCRAFT

この塗料は、半光沢塗料で、中島系日本海軍機械内色と記載されています。

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比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件や、エアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、1対1から、1.5未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
また、塗料の吹き付け方法は、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、ムラなどを消す程度で、軽く3度吹きした結果になります。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地がブラックの塗装では、下地の影響はさほど感じられず、明るくほんのりと黄色味を感じる、やわらかい黄緑の色合いで仕上がりました。
トップコートの光沢では、より艶が出ている分色合い的には少し暗めの表現がされますが、感じの良い色合いが出てると思います。
半光沢はトップコートなしと比べると、艶の差が有りますが、色合い的に少し暗めですが、落ち着いた色合いで表現されていました。
つや消しは、半光沢より若干ですが明るい色合いの表現がされ、綺麗で感じの良い色合いだと思いました。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

グレーの下地は、こちらも下地の影響はあまり感じられず、明るくほんのりと黄色味を感じる、やわらかい黄緑の色合いで仕上がりました。
光沢のトップコートは、こちらもより艶が出ている分色合い的には少し暗めの表現がされますが、感じの良い色合いが出てると思います。
半光沢は、こちらも、艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、落ち着いた感じの良い色合いだと思います。
つや消しは、こちらも、半光沢より若干ですが明るい色合いの表現がされ、綺麗で感じの良い色合いだと思いました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ピンクの下地は、こちらも下地の影響はあまり感じられず、明るくほんのりと黄色味を感じる、やわらかい黄緑の色合いで仕上がりました。
光沢のトップコートは、こちらもより艶が出ている分　色合い的には少し暗めの表現がされますが、感じの良い色合いが出てると思います。
半光沢は、こちらも、艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、落ち着いた感じの良い色合いだと思います。
つや消しは、こちらも、半光沢より若干ですが明るい色合いの表現がされ、綺麗で感じの良い色合いだと思いました。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地は、こちらも下地の影響はあまり感じられず、ほんのりと黄色味を感じる、やわらかい黄緑の色合いで仕上がりました。
トップコートの光沢は、艶が出る分鮮やかさがある、良い感じの、ほんのりと黄色味を感じる、やわらかい黄緑の色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、渋く落ち着いた色合いだと思います。
つや消しは、こちらも半光沢より若干ですが明るい色合いの表現がされ、綺麗で感じの良い色合いだと思いました。
今回の塗料は、半光沢塗料ですが、さほど下地の影響が有りませんでしたが、綺麗な色合いが出ており、鮮やかで、渋く感じの良い、ほんのりと黄色味を感じる、やわらかい黄緑の色合いが出ておりますので、お試し頂ければと思います。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いが有り、それぞれの下地毎の色合いの差が多少ありましたが、どの下地でも綺麗な色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか？
今回の塗料、Mr.カラー C127 コックピット色　中島系は半光沢塗料になりますので、それぞれの下地毎の色合いの差が多少ありましたが、綺麗で落ち着いた感じの良い、ほんのりと黄色味を感じる、やわらかい黄緑の色合いが出ていると思いました。
また、使用箇所別によりますが、どの下地でも綺麗で鮮やかな、やわらかい黄緑の色合いの表現ができると思いました。

1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。