Mr.カラー C57 青竹色を 4種類の下地で塗り比べてみた

Mr.Color シリーズ

GSI Creos  Mr.COLOR   C57  METALLIC METALLIC BLUE GREEN 
IJA/IJN AIRCRAFT

どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

Mr.カラー C57 青竹色を比較検証

今回検証するカラーは、Mr.カラー C57 青竹色です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C57 青竹色」を塗装してみました。

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比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地が、ブラックの塗装では、下地の影響が出て、暗いメタリック感のあるブルーグリーンの色合いで表現されました。
また、トップコートの光沢では、より艶が出る分メタリックの鮮やかさが出て綺麗な色合いのブルーグリーンで仕上がりました。
半光沢はトップコートなしと比べると、艶の差が有り色合いが少し濃くなった表現がされますがメタリック感が残った良い色合いでした。
つや消しは、半光沢より色合いが濃く、メタリック感が無くなりますが渋く落ち着いた色合いで良い感じだと思います。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

先ほどのブラックの下地とは違い、下地の影響が若干出ていますが、発色が良く明るい色合いのメタリック感のあるブルーグリーンで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもより艶が出る分、メタリックの鮮やかさが出て綺麗な色合いのブルーグリーンで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしと比べると若干の明るさの違いが見えますが、メタリック感の有る落ち着いた色合いで良い感じだと思います。
つや消しは、若干メタリック感が残ったように見えますが、渋く落ち着いた色合いで、良い感じだと思いました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ピンクの下地では、グレーの下地との色合いの差が無いように見えますが、発色が良く綺麗なブルーグリーンが出ていると思いました。
トップコートの光沢では、こちらも、艶が出て色合いの変わりも少なく綺麗な発色がされたメタリック感のある、ブルーグリーンで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしの色合いと比較すると、若干色合いがこくなりますがメタリック感が有り落ち着いた感じの表現がされていました。
つや消しは、メタリック感が残ったように見え、色合いが若干濃くなっていますが、こちらも落ち着いた良い感じの色合いだと思いました。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地に塗装したものは、グレーやピンクの下地の色合いより明るく見え、鮮やかなメタリック感が有るブルーグリーンの発色が出て良い感じだと思いました。
トップコートの光沢は、艶が出てこちらも、メタリックの鮮やかさが出て綺麗なブルーグリーンの発色がされた良い感じの色合いで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしの色合いと比較すると、若干色合いが濃く見えますがメタリック感が残った、落ち着いた良い感じの色合いで仕上がっていました。
つや消しは、こちらも、メタリック感が残ったように見え、色合いが若干濃くなっていますが、良い感じの色合いだと思いました。


今回の塗料は、メタリックカラーの塗料ですが下地の色でブルーグリーンの表現が異なり、下地を変えることで色合いの変化が楽しめると思いました。
用途によって、使えそうな良い色合いが出ておりますので、お試し頂ければと思います。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと、比較すると、艶などの違いや、色合いが濃くなった表現になっていますが、なしの場合はそれぞれの下地ごとのメタル感のあるブルーグリーンが出ており、綺麗な、良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や、希釈率や、エアー圧を変える工夫をすると、より良い、発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか?
今回の塗料Mr.カラー C57 青竹色は、メタリックカラーの塗料になりますが、それぞれの下地の影響は有りましたが、良い色合いが出ると思いました。
また、使用箇所別によりますが下地を変えることでブルーグリーンの鮮やかさの表現に違いが出て、良い感じだと思いました。
蓋の色合いで見ると、下地はホワイトにすることで近いカラーイメージをしやすいかと思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと、変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば、嬉しいです。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。

今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

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最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。


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