GSI Creos Mr.COLOR C61 METALLIC BURNT IRON PRIMARY
EX-AUST PPE
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています
お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラー C61 焼鉄色を比較検証
今回検証するカラーは、Mr.カラー C61 焼鉄色です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C61 焼鉄色」を塗装してみました。
GSI Creos Mr.COLOR C61 METALLIC BURNT IRON PRIMARY
EX-AUST PPE
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:1から、1.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
下地がブラックの塗装では、少し下地の影響が感じられ、メタリック粒子も粗く感じられますが、鉄を燃焼させた様な色合いで仕上がりました。
トップコートの光沢では、より艶が出て、また、メタリックの粒子が浮き上がった様に見え、感じの良い色合いが出てると思います。
半光沢は、艶の差が有りますが、色合い的には光沢と変わりがないように見え、渋く感じの良い色合いだと思います。
つや消しは、半光沢よりメタリック感がなくなりますが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
グレーの下地は、下地の影響は感じられませんが、若干、赤味のある落ち着いた色合いのやきてついろで仕上がりました。
光沢のトップコートは、こちらも、より艶が出ていますが、メタリックの粒子が程よく出ており、少し明るめですが、綺麗な色合い出ていると思いました。
半光沢は、艶の差が有りますが、色合い的には、光沢と変わりがないように見え、渋く感じの良い色合いだと思います。
つや消しは、メタリック感が消えたように見えますが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ピンクの下地では、下地の色合いも重なり、グレーの下地の色合いより赤味が出ていますが、感じの良い、焼鉄色が出ていると思いました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出て、色合いの変わりも少なく、メタリックの粒子が浮き上がった様に見え、感じの良い色合いが出てると思います。
半光沢は、若干、色合いが濃くなり下地の影響もあり、赤味が増したような色合いですが、感じの良い表現がされていると思いました。
つや消しは、こちらもメタリック感が消えたように見えますが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ホワイトの下地に、下地の影響は感じられず、メタリック粒子も粗く感じられますが、鉄を燃焼させた様な綺麗な色合いで仕上がりました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出て、色合いの変わりも少なく、メタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いで仕上がりました。
半光沢は、色合いは少し明るめに見えますが、渋く感じの良い、やきてついろの表現がされていると思いました。
つや消しは、こちらもメタリック感が消えたように見えますが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。
今回の塗料は、メタリック塗料ですが、ギラギラした感じが少なく、下地によっては、少し赤味が有る塗料ですが、発色が良く綺麗な色合いの焼鉄色だと思います。
渋く感じの良い、綺麗な色合いが出ておりますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いや色合いの差が有りますが、なしの場合は、鉄を燃焼させた様な色合いが表現されており、渋く感じの良い、綺麗なメタル感が出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い、発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
次は、各下地別の半光沢の比較です。
次は、各下地別のつや消しの比較です。
いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.カラー C61 焼鉄色は、メタリック塗料になりますが、それぞれの下地の影響はさほど感じられず、感じの良いやきてついろが出ていると思います。
また、ギラギラとしたメタリックではありませんが、綺麗な色合いが出ており、いい感じだと思いました。
武器や金属部分などの表現や、チッピング表現に使用すると、良い感じの効果が出るのではないかと思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば、嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなどお見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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