GSI Creos Mr.COLOR C78 METALLIC METAL BLACK PRIMARY/CAR
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
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お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
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動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラー C78 メタリック メタルブラック 基本色・自動車を比較検証
今回検証するカラーは、Mr.カラー C78 メタリック メタルブラック 基本色・自動車です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラーC78 メタリック メタルブラック 基本色・自動車」を塗装してみました。
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GSI Creos Mr.COLOR C78 METALLIC METAL BLACK PRIMARY/CAR
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比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
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比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件や、エアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、1たい1から、1.5未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
また、塗料の吹き付け方法は、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、ムラなどを消す程度で、軽く3度吹きした結果になります。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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下地がブラックの塗装では、下地の影響は感じられず、程よくシルバーの粒子が出ており、ギラギラした感じが抑えられた、メタルブラックで仕上がりました。
また、光沢のトップコートは、より艶が出ていますが、メタリックの粒子が浮き上がり、綺麗な色合いのメタルブラックだと思います。
半光沢は、艶の差が有りますが、色合い的には光沢と変わりがなく、感じの良い色合いだと思います。
つや消しは、半光沢よりメタリック感がなくなりますが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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グレーの下地では、下地の影響は感じられず、程よくシルバーの粒子が出ており、ギラギラした感じが抑えられた、メタルブラックで仕上がりました。
光沢のトップコートは、こちらも、より艶が出ていますが、メタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いのメタルブラックだと思います。
半光沢は、トップコートなしと比べると、多少の明るさの違いが見えますが、メタリック感のある、落ち着いた色合いで、良い感じだと思います。
つや消しは、メタリック感が消えたように見えますが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ピンクの下地では、こちらも下地の影響は感じられず、程よくシルバーの粒子が出ており、ギラギラした感じが抑えられた、メタルブラックで仕上がりました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出て、色合いの変わりも少なく、メタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしの色合いと比較すると、若干 色合いが濃くなりますが、メタリック感が残り、落ち着いた感じの表現がされていました。
つや消しは、こちらもメタリック感が消えたように見えますが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ホワイトの下地では、こちらも下地の影響は感じられず、程よくシルバーの粒子が出ており、ギラギラした感じが抑えられた、メタルブラックで仕上がりました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出て、色合いの変わりも少なく、メタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしの色合いと比較すると、メタリック感が少し抑えられ、落ち着いた感じの良い色合いで仕上がっていました。
つや消しは、こちらもメタリック感が消えたように見えますが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。
今回の塗料は、メタリック塗料ですが、ギラギラした感じが少なく、メタリック感が抑えられ、綺麗なメタルブラックだと思います。
渋く 感じの良い、綺麗な色合いが出ておりますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
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トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いや色合いが濃くなった表現になっていますが、なしの場合はそれぞれの下地に左右されておらず、程よいメタル感が出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
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次は、各下地別の半光沢の比較です。
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次は、各下地別のつや消しの比較です。
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いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.カラー C78 メタルブラックは、メタリック塗料になりますが、それぞれの下地の影響は感じられず、感じの良いメタルブラックが出ていると思います。
また、ギラギラとしたメタリックではありませんが、綺麗な色合いがでており、いい感じだと思いました。
また、色々とブラック系のメタリック塗料が有りますが、使用箇所別で塗分けをすることで、表現の幅が広がると思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
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Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
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Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
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Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
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Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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