GSI Creos Mr.Clear COLOR GX GX110 GX Clear Silver
I compared painting with 10 types of gold base
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
今回の動画の目的ですが、Mr.カラー.ガイアカラーより、全10種類のゴールドを吹きかけ、その上から Mr.カラーシリーズのクリアカラーを使用しどの様な色みになるかを比較してみました。
塗装ムラや擦れ、剥がれなどがございますが、参考程度に思っていただけると幸いです。
下地の色や、トップコートの種類によって、見え方が大きく変わっていきます。
比較方法ですが、プラスチックスプーンに、ブラックの1種類の下地に、ゴールドの塗料を吹いて行き、その上からクリアカラーを塗装しています。
そのあとに、光沢、半光沢、つや消しの、三種類のトップコートでコーティングした物と、トップコートなしを用意して、それぞれを比較します。
全部で、1品番 4種類の色合いを見比べて、実際のプラモデル制作などでの、カラーイメージの参考にしていただければと思います。
お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.クリアカラーGX GX110 GXクリアシルバーを比較検証
今回検証するカラーは、Mr.クリアカラーGX GX110 GXクリアシルバーです。
ブラックのサーフェイサーを塗装後、上からゴールドを塗装後に「Mr.クリアカラーGX GX110 GXクリアシルバー」を塗装してみました。
GSI Creos Mr.Clear COLOR GX GX110 GX Clear Silver
I compared painting with 10 types of gold base
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、サフ、クリアカラーは、1:1~1.5未満で希釈。
ゴールドは、1:1.5~2未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
塗料の吹き付け方法は、基本、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、色ムラなどを消す程度で、軽く 2~3度吹きした結果になります。
クリアカラーについては、1度 塗装表面に軽く光沢が出るまで吹きかけ、10分弱乾燥後に、再度 同じ条件の吹き方で、2回吹き付けを実施しております。
カラー毎に、下地のゴールドサンプルを配置していますので、色合いの確認など、参考にしていただけると幸いです
では、比較していきましょう!
先ずは、下地がMr.カラー C9 ゴールドです。
Mr.カラー C9 ゴールドのブログ
トップコートなしでは、下地の影響は有りませんが、希釈が薄い原因かと思われますが、塗装かぶりのような現象が出ております。
色合いは、元のゴールドの色合いを曇らせたような表現がされました。
光沢では、トップコートなしより艶がより出て、かぶりのような現象は消えましたが、色合いはくすんだ様に見えますが、感じの良い色合いだと思います。
半光沢では、クリアカラーの透明感がなくなりますが、こちらも くすんだ色合いですが、感じの良い風合いが出ていました。
つや消しでは、透明感が消えてしまい、ゴールドの風合いがなくなり 不向きな結果だと思います。
次は、下地がMr.メタリックカラーGX GX209 GXレッドゴールドです。
Mr.メタリックカラーGX GX209 GXレッドゴールドのブログ
トップコートなしでは、こちらも、下地の影響は有りませんが、色合いはシルバーの粒子も重なり、本来の色合いをくすませる表現がされました。
光沢では、トップコートなしより艶がより出て、色合いの変化は無く、綺麗で 深みを感じる色合いで仕上がりました。
半光沢では、クリアカラーの透明感がなくなりますが、こちらも くすんだ色合いですが、感じの良い風合いが出ていました。
つや消しでは、透明感が消えてしまい、ゴールドの風合いがなくなり 不向きな結果だと思います。
次は、下地がMr.メタリックカラーGX GX210 GXブルーゴールド です。
Mr.メタリックカラーGX GX210 GXブルーゴールドのブログ
トップコートなしでは、こちらも、下地の影響は有りませんが、色合いは、シルバーの粒子も重なり、本来の色合いをくすませる表現がされました。
光のあたり具合やトップコートの影響で、色味が違った見え方になってしまっています。
光沢では、トップコートなしより艶がより出て、色合いの変化は感じられず、綺麗で 深みを感じる色合いで仕上がりました。
半光沢では、クリアカラーの透明感がなくなりますが、こちらも くすんだ色合いですが、感じの良い風合いが出ていました。
つや消しでは、こちらも 透明感が消えてしまい、ゴールドの風合いがなくなり 不向きな結果だと思います。
次は、下地がMr.メタリックカラーGX GX217 GX ラフゴールド です。
Mr.メタリックカラーGX GX217 GX ラフゴールドのブログ(準備中)
トップコートなしでは、メタリック粒子が粗くでており、若干 明るさが出ており、ギラギラしたメタリック塗料のような風合いで仕上がりました。
光沢では、こちらも 若干 黄色味を感じますが、綺麗で 深みを感じるメタリック塗料の色合いで表現がされていました。
半光沢では、こちらも 艶は落ちますが、綺麗で 感じの良いメタリック塗料の色合いで仕上がりました。
つや消しでは、艶は消えてしまいますが、渋く 感じの良い色合いで表現されていました。
次は、下地がガイアカラー No.010 ブライトゴールドです。
トップコートなしでは、こちらも 下地の影響は有りませんが、色合いはシルバーの粒子も重なり、本来の色合いより 少しオレンジがかった色合いで表現がされました。
光沢では、トップコートなしより艶がより出て、色合いはさほど変わりが有りませんが、綺麗で 深みを感じる色合いで仕上がりました。
半光沢では、クリアカラーの透明感がなくなりますが、感じの良い風合いが出ていました。
つや消しでは、透明感が消えてしまいますが、感じの良い風合いが出ていると思います。
次は、下地がガイアカラー No.122 スターブライトゴールド です。
トップコートなしでは、ゴールドの色合いはさほど変わらず、シルバーの粒子が程よく浮かび 感じの良い色合いが出ているかと思います。
光沢では、より艶が出て、色合いは変わらりませんが、綺麗で 深みを感じる色合いで仕上がりました。
半光沢では、クリアカラーの透明感がなくなり、若干 メタリック粒子が見えますが、感じの良い風合いが出ていると思います。
つや消しでは、透明感が消えてしまいますが、渋く感じの良い色合いが出ていると思います。
次は、下地がガイアカラー No.124 スターブライトブラス です。
トップコートなしでは、ゴールドの色合いはさほど変わらず、シルバーの粒子が程よく浮かび 感じの良い色合いが出ているかと思います。
光沢では、さらに艶が出て、色合いは変わりませんが、程よくメタリック粒子が浮き上がり、綺麗で 深みを感じる色合いで仕上がりました。
半光沢では、こちらも 艶は落ちますが、綺麗で 感じの良いメタリック塗料の色合いで仕上がりました。
つや消しでは、艶は消えてしまいますが、渋く 感じの良い色合いで表現されていました。
次は、下地がガイアカラー No.132 パールゴールド です。
トップコートなしでは、下地の影響が少し感じられ、パール感は有りませんが、粒子が若干 浮かび 少し明るめの色合いが出ているかと思います。
光沢では、より艶が出て、色合いの変化は有りませんが、綺麗で 深みを感じる色合いで仕上がりました。
半光沢では、クリアカラーの透明感がなくなり、色合いはくすんだ感じとなりますが、感じの良い風合いが出ていると思います。
つや消しでは、透明感が消えてしまいますが、少しパール感を感じる色合いが出ていると思います。
次は、下地がMr.カラー スーパーメタリック2 SM202 スーパーゴールド2です。
Mr.カラー スーパーメタリック2 SM202 スーパーゴールド2のブログ
トップコートなしでは、 ゴールドの色合いはさほど変わらず、若干 白っぽい色合いで表現されました。
光沢では、トップコートなしより艶がより出て、色合いは変わりませんが、綺麗で 深みを感じる色合いで仕上がりました。
半光沢では、クリアカラーの透明感がなくなりますが、感じの良い風合いが出ていました。
つや消しでは、透明感が消えてしまいますが、渋く感じの良い色合いが出ていると思います。
次は、下地がMr.カラー スーパーメタリック2 SM207 スーパーリッチゴールドです。
Mr.カラー スーパーメタリック2 SM207 スーパーリッチゴールドのブログ
トップコートなしでは、下地の影響は有りませんが、こちらも C9 ゴールドと同様で、希釈が薄い原因かと思われますが、塗装かぶりのような現象が出ております。
色合いは、元のゴールドの色合いを曇らせたような表現がされました。
光沢では、トップコートなしより艶がより出て、かぶりのような現象は少し消えましたが、色合いはくすんだ様に見えますが、感じの良い色合いだと思います。
半光沢では、クリアカラーの透明感がなくなりますが、こちらも くすんだ色合いですが、感じの良い風合いが出ていました。
つや消しでは、透明感が消えてしまい、ゴールドの風合いがなくなり 不向きな結果だと思います。
いかがでしたでしょうか?
今回のMr.クリアカラーGX GX110 GXクリアシルバーを 10品番のゴールドで検証してみましたが、それぞれの感じの良い色合いが出ていると改めて感じました。
今回行った感想ですが、粒子が細かく塗装表面がサラッとした状態の物が上手く塗料が乗らず かぶりのような状態になっていると感じました。
もう少し希釈率を落とした方が良いのかと思いました。
また、本来のゴールドの色合いを落としておりますので、好みによりますが不向きかと思いました。
この塗装は、とても工程数が多く 手間がかかる作業であり、異物付着などで作業した結果が台無しになることがあるかと思います。
なかなか、この様な塗装をする機会が無いと思いますが、今回の検証で、この様な色合いの表現が出るのかと 改めた思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
ガイアカラー T-09L メタリックマスター(大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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