GSI Creos Mr.Clear COLOR GX GX111 GX Clear Gold
I compared painting with 10 types of gold base
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
今回の動画の目的ですが、Mr.カラー.ガイアカラーより、全10種類のゴールドを吹きかけ、その上から Mr.カラーシリーズのクリアカラーを使用しどの様な色みになるかを比較してみました。
塗装ムラや擦れ、剥がれなどがございますが、参考程度に思っていただけると幸いです。
下地の色や、トップコートの種類によって、見え方が大きく変わっていきます。
比較方法ですが、プラスチックスプーンに、ブラックの1種類の下地に、ゴールドの塗料を吹いて行き、その上からクリアカラーを塗装しています。
そのあとに、光沢、半光沢、つや消しの、三種類のトップコートでコーティングした物と、トップコートなしを用意して、それぞれを比較します。
全部で、1品番 4種類の色合いを見比べて、実際のプラモデル制作などでの、カラーイメージの参考にしていただければと思います。
お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.クリアカラーGXGX111 GXクリアゴールドを比較検証
今回検証するカラーは、Mr.クリアカラーGX GX111 GXクリアゴールドです。
ブラックのサーフェイサーを塗装後、上からゴールドを塗装後に「Mr.クリアカラーGX GX111 GXクリアゴールド」を塗装してみました。
GSI Creos Mr.Clear COLOR GX GX111 GX Clear Gold
I compared painting with 10 types of gold base
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、サフ、クリアカラーは、1:1~1.5未満で希釈。
ゴールドは、1:1.5~2未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
塗料の吹き付け方法は、基本、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、色ムラなどを消す程度で、軽く 2~3度吹きした結果になります。
クリアカラーについては、1度 塗装表面に軽く光沢が出るまで吹きかけ、10分弱乾燥後に、再度 同じ条件の吹き方で、2回吹き付けを実施しております。
カラー毎に、下地のゴールドサンプルを配置していますので、色合いの確認など、参考にしていただけると幸いです
では、比較していきましょう!
先ずは、下地がMr.カラー C9 ゴールドです。
Mr.カラー C9 ゴールドのブログ
トップコートなしでは、ゴールドの明るさの影響はなく、鮮やかで綺麗な深みのある 黄色味がでたゴールドの色合いで仕上がりました。
光沢では、トップコートなしより、さらに艶が出て、より深みがあり、鮮やかで綺麗な 黄色味がでたゴールドの色合いで表現されています。
半光沢では、クリアカラーの透明感がなくなりますが、鮮やかさがあり、程よい艶で良い感じではないかと思いました。
つや消しでは、透明感が消えてしまいますが、ゴールド感がなくなり、不向きだと感じました。
次は、下地がMr.メタリックカラーGX GX209 GXレッドゴールドです。
Mr.メタリックカラーGX GX209 GXレッドゴールドのブログ
トップコートなしでは、こちらも ゴールドの明るさの影響はなく、鮮やかで綺麗な 黄色味がでた 少し濃い目のゴールドの色合いで仕上がりました。
光沢では、トップコートなしより、さらに艶が出て、より深みがあり、鮮やかで綺麗な 少し濃い目のゴールドの色合いで表現されています。
半光沢では、クリアカラーの透明感がなくなりますが、鮮やかさがあり、程よい艶で良い感じではないかと思いました。
つや消しでは、透明感が消えてしまいますが、ゴールド感がなくなり、不向きだと感じました。
次は、下地がMr.メタリックカラーGX GX210 GXブルーゴールド です。
Mr.メタリックカラーGX GX210 GXブルーゴールドのブログ
トップコートなしでは、こちらも ゴールドの明るさの影響はなく、鮮やかで綺麗な 明るいゴールドの色合いで仕上がりました。
光沢では、こちらも トップコートなしより、さらに艶が出て、より深みがあり、鮮やかで綺麗な 明るいゴールドの色合いで表現されています。
半光沢では、こちらも クリアカラーの透明感がなくなりますが、鮮やかさがあり、程よい艶で良い感じではないかと思いました。
つや消しでは、こちらも 透明感が消えてしまいますが、ゴールド感がなくなり、不向きだと感じました。
次は、下地がMr.メタリックカラーGX GX217 GX ラフゴールド です。
Mr.メタリックカラーGX GX217 GX ラフゴールドのブログ(準備中)
トップコートなしでは、メタリック粒子の粗さがなくなり、もともとの塗料の風合いが無くなりますが、鮮やかで綺麗な 明るいゴールドの色合いで仕上がりました。
光沢では、こちらも さらに艶が出て、色合いは変わりませんが、鮮やかで綺麗な 明るいゴールドの色合いで表現されています。
半光沢では、こちらも クリアカラーの透明感がなくなりますが、鮮やかさがあり、程よい艶で良い感じではないかと思いました。
つや消しでは、こちらも 透明感が消えてしまいますが、ゴールド感がなくなり、不向きだと感じました。。
次は、下地がガイアカラー No.010 ブライトゴールドです。
トップコートなしでは、こちらも ゴールドの明るさの影響はなく、鮮やかで綺麗な、深みのある 暗めのブラウンの色合いで仕上がりました。
光沢では、こちらも トップコートなしより、さらに艶が出て、より深みがあり、鮮やかで綺麗な 暗めのブラウンの色合いで表現されています。
半光沢では、こちらも クリアカラーの透明感がなくなりますが、鮮やかさがあり、程よい艶で良い感じではないかと思いました。
つや消しでは、こちらも 透明感が消えてしまいますが、ゴールド感がなくなり、不向きだと感じました。
次は、下地がガイアカラー No.122 スターブライトゴールド です。
トップコートなしでは、ゴールドの明るさの影響はなく、少し明るい色合いですが、鮮やかで綺麗な、深みのある 赤味が入ったゴールドのようなの色合いで仕上がりました。
光沢では、こちらも トップコートなしより、さらに艶が出て、より深みがあり、鮮やかで綺麗な 赤味が入ったゴールドの色合いで表現されています。
半光沢では、こちらも クリアカラーの透明感がなくなりますが、鮮やかさがあり、程よい艶で良い感じではないかと思いました。
つや消しでは、こちらも 透明感が消えてしまいますが、ゴールド感がなくなり、不向きだと感じました。
次は、下地がガイアカラー No.124 スターブライトブラス です。
トップコートなしでは、ブラスの明るさの影響はなく、鮮やかで綺麗な、深みのある やや赤味のゴールドのような色合いで仕上がりました。
光沢では、こちらも トップコートなしより、さらに艶が出て より深みがあり、鮮やかで綺麗な やや赤味のゴールドのような色合いで表現されています。
半光沢では、こちらも クリアカラーの透明感がなくなりますが、鮮やかさがあり、程よい艶で良い感じではないかと思いました。
つや消しでは、こちらも 透明感が消えてしまいますが、ゴールド感がなくなり、不向きだと感じました。
次は、下地がガイアカラー No.132 パールゴールド です。
トップコートなしでは、ゴールドの明るさの影響はなく、色合いは明るくなり、鮮やかで綺麗な、深みのある やや青味のゴールドのような色合いで仕上がりました。
光沢では、こちらも さらに艶が出て、色合いは変わりませんが、綺麗で 深みを感じる やや青味のゴールドの色合いで表現がされていました。
半光沢では、こちらも クリアカラーの透明感がなくなりますが、鮮やかさがあり、程よい艶で良い感じではないかと思いました。
つや消しでは、こちらも 透明感が消えてしまいますが、ゴールド感がなくなり、不向きだと感じました。
次は、下地がMr.カラー スーパーメタリック2 SM202 スーパーゴールド2です。
Mr.カラー スーパーメタリック2 SM202 スーパーゴールド2のブログ
トップコートなしでは、ゴールドの明るさの影響はなく、色合いは明るくなり、鮮やかで綺麗な、深みのある やや青味のゴールドのような色合いで仕上がりました。
光沢では、こちらも さらに艶が出て、色合いは変わりませんが、綺麗で 深みを感じる やや青味のゴールドの色合いで表現がされていました。
半光沢では、こちらも クリアカラーの透明感がなくなりますが、鮮やかさがあり、程よい艶で良い感じではないかと思いました。
つや消しでは、こちらも 透明感が消えてしまいますが、ゴールド感がなくなり、不向きだと感じました。
次は、下地がMr.カラー スーパーメタリック2 SM207 スーパーリッチゴールドです。
Mr.カラー スーパーメタリック2 SM207 スーパーリッチゴールドのブログ
トップコートなしでは、ゴールドの明るさの影響はなく、色合いは明るくなり、鮮やかで綺麗な、深みのある やや赤味のゴールドのような色合いで仕上がりました。
光沢では、こちらも、さらに艶が出て、色合いは変わりませんが、綺麗で 深みを感じる やや赤味のゴールドの色合いで表現がされていました。
半光沢では、こちらも、クリアカラーの透明感がなくなりますが、鮮やかさがあり、程よい艶で良い感じではないかと思いました。
つや消しでは、こちらも 透明感が消えてしまいますが、ゴールド感がなくなり、不向きだと感じました。
いかがでしたでしょうか?
今回のMr.クリアカラーGX GX111 GXクリアゴールドを 10品番のゴールドで検証してみましたが、それぞれの感じの良い色合いが出ていると、改めて感じました。
本来の塗料の色合いが変わってしまい、特色がなくなる結果となっているため、好みによりますが、ゴールドにこの塗料は不向きだと思いました。
この塗装は、とても工程数が多く 手間がかかる作業であり、異物付着などで作業した結果が台無しになることがあるかと思います。
なかなか、この様な塗装をする機会が無いと思いますが、今回の検証で、この様な色合いの表現が出るのかと 改めた思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
ガイアカラー T-09L メタリックマスター(大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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