GSI Creos Mr.CRYSTAL COLOR XC08 PEARL/2COAT
MOONSTONE PEARL
どうも!PM Paint(プラモデルペイント)です。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
お使いのモニターなどの環境により、画像の色合いが変わる可能性があります。
プラモデル制作の参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく解説しております。
Mr.クリスタルカラー XC08ムーンストーンパールを比較検証
今回検証させて頂くカラーは、Mr.クリスタルカラー XC08ムーンストーンパールです。
下地にブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装しています。
その上から「Mr.クリスタルカラー XC08ムーンストーンパール」を塗装してみました。
塗装には、エアブラシを使用しております。
GSI Creos Mr.CRYSTAL COLOR XC08 PEARL/2COAT
MOONSTONE PEARL
こちらの塗料は、パール塗装用の塗料となっております。その為、下地の色によって色合いが大幅に変わります。
実際のプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件や、エアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、1:2から2.5程度で希釈し軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
下地4種類の比較
まずは、ブラックの下地に「Mr.クリスタルカラー XC05 サファイアブルー」を塗装しております。
下地が、ブラックの塗装では、XC01 ダイアモンドシルバーの色合いに近いですが、メタリック感はなく、濃いめのグレー色に見えます。
若干、キラキラとしたパール感は有りますが、トップコートの光沢をすることで、より質感が出ると思います。
光沢が無くなるほど、パールの質感が落ちて、濃いいグレーの色合いになっています。
次は、グレーの下地です。
先ほどのブラックの下地とは違い、全体的にパールが乗った感じの風合いが表現されています。
トップコートの光沢で、よりパール感が増す色合いが表現されてきました。
こちらも、光沢が減るほど、パールの質感が無くなり 下地のグレーの色合いで表現されてきていました。
なんとも言えない色ですが、これはこれで、良い感じの色合いだと思います。
ガンプラであれば、外装の塗装をパール系で使用するのも、ありかと思います。
次は、ピンクの下地です。
ピンクは、やはり、ピンク色が強調はされますが、パール感のある色合いが出ます。
光沢のトップコート有りなしで見ると、なしの方は、パールを吹きかけたような色合いとなっていますが、光沢を吹くことで、よりキラキラとした質感が出ます。
つや消しになっていくほど、キラキラした感じがなくなり、若干、白っぽいピンク色になりました。
最後にホワイトの下地です。
ホワイトの下地に、塗装したものは、ほぼミスターカラーC151 ホワイトパールを吹いたような色合いの表現になりますが、より、綺麗で上品な感じがします。
トップコートの有り無しでは、輝きが違うだけで、パールの質感の色合いは変わらないように見えます。
こちらも、つや消しになるほどパール感が消えて行き、白くなっていきます。
今回の塗料は、クリア系ですので、下地の色が若干白っぽく見えてきますが、パールの質感の色合いが、おもてに出てきています。
用途によっては、下地を変えることによって、使えそうな良い色合いが出ておりますので、お試し頂ければと、思います。
トップコート別の比較検証
こちらは、「Mr.クリスタルカラー XC05 サファイアブルー」を塗装したままの物です。
トップコートに、光沢を塗装したものと比較すると、キラキラとした質感が抑えられた色合いです。
ですが、パールの質感を出すなら、塗装剥がれの防止も含め、トップコートに光沢を塗装することをお勧めします。
使用用途によって、トップコートの使い分けも、ありかと思います。
次は、各下地別の光沢の比較です。
次は、各下地別のは半光沢の比較です。
次は、各下地別のつや消しの比較です。
いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.クリスタルカラー XC08 ムーンストーンパールは、クリア系の塗料になりますので、下地の影響は有りましたが、綺麗な、パールの質感がある色合いが、出ていました。
また、グレー、ピンク、ホワイトに関しては、よりパールの質感が出て、とてもいい感じだと思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで印象がガラッと、変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
コメント