GSI Creos Mr.MetallicCOLOR GX GX203 METALLIC
GX METAL YELLOW PRIMARY
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
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お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
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動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.メタリックカラーGX GX203 メタルイエローを比較検証
今回検証するカラーは、Mr.メタリックカラーGX GX203 メタルイエローです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.メタリックカラーGX GX203 メタルイエロー」を塗装してみました。
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GSI Creos Mr.MetallicCOLOR GX GX203 METALLIC
GX METAL YELLOW PRIMARY
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比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
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比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、メタリック塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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下地がブラックの塗装では、下地の影響があり暗い黄色の色合いで、キラキラとしたメタリック感のある色合いで仕上がりました。
ゴールドのような色合いも見えますが、エアブラシの吹き加減や重ね塗りによって深みのある色合いの、メタリックイエローの塗装ができると思います。
またトップコートの光沢で、さらに粒子が浮き上がったような、キラキラとしたメタリック感が出ています。
光沢が無くなってもメタル感は消えず、渋い色合いでこれはこれで、良い色合いだと思います。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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先ほどのブラックの下地とは違い、下地の影響で明るめの色合いで、メタルイエローが表現されています。
光沢のトップコートは、黄色の発色が良くキラキラとしたメタリック感のある色合いで、仕上がります。
こちらも、光沢が無くなっても、メタリック感は残ります。
なんとも言えない色ですが、使用用途によってこれはこれで、良い感じの色合いだと思います。
ガンプラであれば、アンテナやダクトなどのキャンディー塗装風の表現が、できるのではないかとも思いました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ピンクは、先ほどのグレーよりも、より黄色の色合いが強く出た表現になりました。
光沢のトップコート有りなしで見ると、少しゴールドのような色合いで見えています。
こちらも光沢が無くなっても、メタリック感は残り綺麗な色合いだと思います。
塗装の用途や仕方によると思いますが、薄い、ゴールド色的な色合いで使えそうかと思いました。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ホワイトの下地に塗装したものは、下地の影響もあるようで、とても明るい黄色の色合いが、表現されました。
トップコートの光沢のありなしでは、輝きが違うだけで色合いは、あまり変わらないかと思います。
こちらもつや消しになるほど、メタリック感は残りますが、綺麗な黄色に見えます。
今回の塗料のメタルイエローは、下地の色でまったく違った表現がされトップコート次第で、色々な表現ができると思います。
塗装回数や塗分けで明るさや鮮やかさが出ると思いますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
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トップコートに光沢を塗装したものと比較すると、メタリック感はあるものの、キラキラ感が若干抑えられた色合いです。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートに光沢を塗装しない手もありかと思います。
しかし、より艶のあるメタリック感を表現する場合や塗装剥がれなどが、起こりうる可能性も含めてトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
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次は、各下地別の半光沢の比較です。
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次は、各下地別のつや消しの比較です。
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いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.メタリックカラーGX GX203 メタルイエローは、メタリック塗料になりますので、下地の影響はかなりありましたが、四種類の下地の色合いで、明るさの表現ができ、使用用途の幅が広がる塗料と感じました。
また、トップコート前に、Mr.カラー C48 クリアーイエローや、C49 クリアーオレンジを吹いて、明るさや、深みを出すのも面白いかと、思いました。
感想ですが、イエロー自体は、ごく限られた箇所に使用が、多いいと思われますが、ピンポイントで、アクセントをつけるのに使うのも面白いかと思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと、変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば、嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや、埃付着や、塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のため、そのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
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Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
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Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
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Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
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Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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