ガイアノーツ ガイアカラー No.020 ガンメタルを4種類の下地で塗り比べてみた

ガイア メタリックカラー

gaianotes  gaia-color  metallic  primary No.020  gun metal

どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

ガイアノーツ ガイアカラー No.020 ガンメタルを比較検証

今回検証するカラーは、ガイアノーツガイアカラー No.020 ガンメタルです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「ガイアノーツ ガイアカラー No.020 ガンメタル」を塗装してみました。

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比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、1:2から、2.5程度で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
また、塗料の吹き付け方法は、塗装表面に光沢が出るように、薄っすらと3~4回吹きかけた結果になります。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地がブラックの塗装では、下地の影響は感じられず、シルバーの粒子は細かく、ギラギラした感じが抑えられ、ほんのりと茶色がかったガンメタルの色合いで表現されました。
またトップコートの光沢では、より艶が出て赤味が抑えられた色合いで表現がされますが、良い感じが出てると思います。
半光沢は、艶の差が有りますが、色合い的には光沢と変わりがなく、感じの良い色合いだと思います。
つや消しは、半光沢よりメタリック感がなくなりますが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

先ほどのブラックの下地とは違い、下地の影響は感じられず、シルバーの粒子は細かく、ギラギラした感じが抑えられ、ほんのりと茶色がかったガンメタルの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらも、より艶が出ていますが、メタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いのガンメタルだと思います。
半光沢は、トップコートなしと比べると、多少の明るさの違いが見えますが、メタリック感のある、落ち着いた色合いで良い感じだと思います。
つや消しは、メタリック感が消えたように見えますが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ピンクの下地では、こちらも、下地の影響は感じられず、シルバーの粒子は細かく、ギラギラした感じが抑えられ、ほんのりと茶色がかったガンメタルの色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出て、色合いの変わりも少なく、メタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしの色合いと比較すると、若干 色合いがこくなりますが、メタリック感が残り、落ち着いた感じの表現がされていました。
つや消しは、こちらもメタリック感が消えたように見えますが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地では、こちらも、下地の影響は感じられず、シルバーの粒子は細かく、ギラギラした感じが抑えられ、ほんのりと茶色がかったガンメタルの色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出て、色合いの変わりも少なく、メタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしの色合いと比較すると、メタリック感が少し抑えられ、落ち着いた良い感じの色合いで仕上がっていました。
つや消しは、こちらもメタリック感が消えたように見えますが、これはこれで良い感じの色合いだと思います。
今回の塗料は、メタリック塗料ですが、ギラギラした感じが少なく、少し茶色がかった塗料ですが、発色が良く綺麗な色合いのガンメタルだと思います。
渋く感じの良い、綺麗な色合いが出ておりますので、お試し頂ければと思います。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いや色合いが濃くなった表現になっていますが、なしの場合は、それぞれの下地に左右されておらず、綺麗なメタル感が出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、ガイアカラー No.020 ガンメタルは、メタリック塗料になりますが、それぞれの下地の影響は感じられず、感じの良いガンメタルが出ていると思います。
また、ギラギラとしたメタリックではありませんが、綺麗な色合いがでており、いい感じだと思いました。
また、色々とガンメタルが有りますが、使用箇所別で塗分けをすることで、表現の幅が広がると思いました。
1つのカラーでも下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。

今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

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最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。

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