タミヤカラー LP-47 パールブルー 光沢を4種類の下地で塗り比べてみた

タミヤカラー

TAMIYA TAMIYACOLOR LACQUE PAINTO LP-47  PEARL BLUE 
GLOSS

どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

タミヤカラー LP-47 パールブルー 光沢を比較検証

今回検証するカラーは、タミヤカラー LP-47 パールブルー 光沢です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「タミヤカラー LP-47 パールブルー 光沢」を塗装してみました。

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比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢・パール塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地がブラックの塗装では、下地の影響が出ていますが、粒子が細かく深い青色の色合いで、メタリック感のある色合いで仕上がりました。
エアブラシの吹き加減や、重ね塗りによって、より深みのある色合いの、メタリックブルーに塗装ができると思いました。
またトップコートの光沢では、艶が出ますが、メタリック感や色合いの差があまり出ませんが、良い感じのメタリックブルーで仕上がりました。
半光沢はトップコートなしと比べると、艶の差が有りますが、比較的色合いの変化がなく、メタリック感が残った良い色合いでした。
つや消しは、半光沢より、色合いが濃くメタリック感が残ったように見えますが、感じの良い色合いだと思います。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

先ほどのブラックの下地とは違い、下地の影響が若干出ていますが、ギラギラした感じが無く、深みのある色合いのメタリックブルーで仕上がりました。
光沢のトップコートは、こちらもより艶が出ていますが、メタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いで、鮮やかなメタリックブルーで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしと比べると、多少の明るさの違いが見えますが、メタリック感のある、落ち着いた色合いで良い感じだと思います。
つや消しは、メタリック感が残ったように見えますが、渋く落ち着いた色合いで、良い感じだと思いました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ピンクの下地では、こちらもギラギラした感じが無いですが、深みのある綺麗な発色のある、メタリックブルーの色合いが出ていると思いました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出て、色合いの変わりも少なくメタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いのメタリックブルーで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしの色合いと比較すると、若干色合いがこくなりますが、メタリック感が残り、落ち着いた感じの表現がされていました。
つや消しは、こちらもメタリック感が残ったように見えますが、渋く落ち着いた色合いで、良い感じだと思いました。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地に塗装したものは、こちらもギラギラした感じが無いですが、少し明るく見え、深みのある綺麗な発色のある、メタリックブルーの色合いが出ていると思いました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出て色合いの変わりも少なく、メタリックの粒子が程よく出ており、綺麗な色合いのメタリックブルーで仕上がりました。
半光沢は、トップコートなしの色合いと比較すると、若干色合いが、濃いく見えますが、メタリック感が残った、落ち着いた良い感じの色合いで仕上がっていました。
つや消しは、こちらもメタリック感が残ったように見えますが、渋く落ち着いた色合いで、良い感じだと思いました。
今回の塗料は、メタリックカラーの塗料ですが、ギラギラした感じが無く、メタリックの主張が抑えられた塗料ですが、発色が良く綺麗な色合いで落ち着いた感じの深みのあるメタリックブルーです。
下地を変えることで、色合いの変化を付けれると思いますので、お試し頂ければと思います。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いや色合いが濃くなった表現になっていますが、なしの場合はそれぞれの下地ごとのメタル感のある鮮やかなメタリックブルーが出ており、綺麗な良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い、発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか?
今回の塗料タミヤカラー LP47 パールブルーは、メタリックカラーの塗料になりますが、それぞれの下地の影響は有りましたが、鮮やかな深みのあるブルーでいい色合いが出ると思いました。
またギラギラとしたメタリックではありませんが、メタリックブルーの鮮やかで、綺麗な色合いがでており、いい感じだと思いました。
この塗装で、自動車プラモデルの外装に使用してみると良いかと思いました。
蓋の色合いで見ると、下地はグレーにすることで、近いカラーイメージをしやすいかと思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば、嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。

今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

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最後までご覧いただきありがとうございます。
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