RG MSN-02 ジオング 腕等イエロー部を4種類の下地で塗り比べてみた

MSN-02 ジオング

どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

RG MSN-02 ジオング 腕等イエロー部を4種類を比較検証

今回検証するキットカラーは、RG MSN-02 ジオング 腕等イエロー部です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C4 イエロー C58 オレンジイエロー C1 ホワイト C51 薄茶色」を調色して塗装してみました。

説明書記載の調色割合は、イエロー 50% オレンジイエロー 25% ホワイト 15% 薄茶色 10%となります。

比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:1から、1.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地がブラックの塗装では、さほど下地の影響が感じられず、鮮やかで感じの良いイエローの色合いで表現されました。
また、トップコートの光沢では、より艶が出ていますが、色合い的には少し暗めの表現がされましたが、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢も、若干、艶の差が有り、少し暗めの表現がされましたが、良い感じの色合いが出ていると思いました。
つや消しは、トップコート無しと比較しても、色合いの鮮やかさは変わらず、渋く感じの良い色合いで表現されていました。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

グレーの下地は、下地の影響がさほど感じられず、感じの良いイエローの発色が出た色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもブラックと同様で、より艶が出る分、鮮やかさが出た感じの良い、イエローの色合いだと思います。
半光沢は、こちらも、艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、少し暗めですが、良い感じの色合いだと思います。
つや消しもブラックと同様で、トップコート無しと比較しても、色合いの鮮やかさは変わらず、渋く感じの良い色合いで表現されていました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ピンクの下地では、下地の影響でオレンジの色合いが若干出ておりますが、感じの良い淡いオレンジイエローのような色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、こちらも、艶が出る分、色合いの鮮やかさがあり、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも、艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、少し暗めですが、良い感じの色合いだと思います。
つや消しも、トップコート無しより、少し暗めな印象ですが、鮮やかさがあり、渋く感じの良い色合いで表現されていました。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地も下地の影響がほぼなく、鮮やかで感じの良い、イエローの色合いで表現されました。
トップコートの光沢は、艶の輝きが違うだけで、トップコートなしとの色合いと差がなく、感じの良い色合いで仕上がりました。
こちらも、半光沢は、艶の差が有りますが、色合いの差が無く、良い感じの色合いだと思います。
つや消しも、トップコート無しより少し暗めな印象ですが、鮮やかさがあり、渋く感じの良い色合いで表現されていました。
今回の塗料は、光沢塗料と半光沢塗料の調色ですが、下地ごとの明るさの違いや色合いの違いは出ていましたが、綺麗で感じの良い色合いが出ていると思いました。
説明書の写真機体の色合いが出ておりませんが、近い色合いが出ると思いますので、お試し頂ければと思います。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと比較すると、艶や明るさの違いは有りますが、色合いの差はさほど感じず、どの下地でも綺麗な発色が出たイエローが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか?
今回、調色を行った塗料は、Mr.カラー C4 イエロー C58 オレンジイエロー C1 ホワイト C51 薄茶色で、基本色の光沢塗料と半光沢塗料の調色ですが、下地ごとの明るさの違いや色合いの違いは出ていましたが、綺麗な発色が出たイエローが出ていると思います。
もう少し薄茶色の量をび調整して、くすんだイエローの具合を出した方が、良かったのではないかと感じました。
なかなか調は面倒な作業ですが、近い色や違った塗料を使用して、アレンジしてみるのも、面白いかと思いました。
単色カラーでも下地の塗わけで、できるかと思いますが、単色には出ない微妙な色合いが出ていました。
調色量や、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
キット塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなどお見苦しいところがございましたが、参考素材のため、そのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。

今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト

Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)

Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢

Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し

Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)

最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。

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