MG MS-09 ドム 本体ブラック部を4種類の下地で塗り比べてみた

MS-09 ドム

どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

MG MS-09 ドム 本体ブラック部を4種類を比較検証

今回検証するキットカラーは、MG MS-09 ドム 本体ブラック部です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C2 ブラック ガイアカラー No.061 ミッドナイトブルー Mr.カラー C3 レッド」を調色して塗装してみました。

説明書記載の調色割合は、ブラック 70% ミッドナイトブルー 25% レッド 5%となります。

比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:1から、1.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地がブラックの塗装では、下地の影響がなく、ミッドナイトブルーとレッドが少量添加されている分、若干ですが、青みを感じるブラックの色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、より艶が出ていますが、色合い的には少し暗めの表現がされましたが、こちらも若干ですが、青味を感じるブラックの色合いで仕上がりました。
半光沢も、若干、艶の差が有りますが、さほど色合いの差が無く、良い色合いだと思いました。
つや消しは、トップコート無しより少し暗めで、青味が感じられなくなりますが、渋く感じの良い色合いで表現されていました。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

こちらも下地の影響が感じられず、ブラックと同様で若干ですが、青味を感じるブラックの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもブラックと同様で、より艶が出る分、色合い的には少し暗めの表現がされましたが、若干の青味を感じるブラックの色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、少し暗めですが、良い感じの色合いだと思います。
つや消しも、ブラックと同様で、トップコート無しより、少し暗めで青味が感じられなくなりますが、渋く感じの良い色合いで表現されていました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

こちらも下地の影響が感じられず、ブラックと同様で若干ですが、青味を感じるブラックの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもブラックと同様で、より艶が出る分、色合い的には少し暗めの表現がされましたが、若干の青味を感じるブラックの色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、色合いの差が無いような表現がされ、少し暗めですが、良い感じの色合いだと思います。
つや消しも、ほかの下地の色合いと変わりがなく、トップコート無しより少し暗めですが、渋く感じの良い色合いで表現されていました。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地は、こちらも下地の影響が感じられず、ブラックと同様で、若干ですが青味を感じるブラックの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもブラックと同様で、より艶が出る分、色合い的には少し暗めの表現がされましたが、若干の、青みを感じるブラックの色合いで仕上がりました。
こちらも半光沢は、艶の差が有りますが、色合いの差が無く、良い感じの色合いだと思います。
つや消しは、こちらもほかの下地の色合いと変わりがなく、渋く感じの良い色合いで表現されていました。
今回の塗料は、光沢塗料の調色ですが、どの下地に対しても影響が感じられず、使用する下地に迷わず使える塗料だと感じました。
説明書の写真機体の、色合いが出ていませんでしたが、感じの良い色合いが出ていると思いますので、お試し頂ければと思います。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと比較すると、艶や明るさの違いは有りますが、色合いの差を感じず、どの下地でも綺麗で感じの良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか?
今回、調色を行った塗料は、Mr.カラー C2 ブラック ガイアカラー ナンバー061 ミッドナイトブルー C3 レッドで、基本色の光沢塗料の調色ですが、下地ごとの明るさの違いや色合いの違いは出ていましたが、いい色合いが出ていると思いました。
また、説明書のカラー見本に近い色合いにするならば、どの下地を使用しても同じですので、迷うことなく行えると思います。
なかなか調色は面倒な作業ですが、今回はメリハリをつけるために、もう少しミッドナイトブルーを加え方が、良かったのではないかと感じました。
また、クレオス社のカラーより、ガイアノーツ社のミッドナイトブルーの方が、青味がはっきりしておりましたので、ガイアノーツ社のミッドナイトブルーを使用しました。
単色カラーでも下地の塗わけで、できるかと思いますが、単色には出ない微妙な色合いが出ていました。
調色量や下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
キット塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなどお見苦しいところがございましたが、参考素材のため、そのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。

今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク

Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト

Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)

Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢

Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し

Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)

最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました