Mr. Color LASCIVUS CL07 Rosy Peach Gloss / Base Color was painted on 4 types of bases and compared.
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
今回、リクエストを頂いた仕様に基づき、以下の内容で検証してみました。
ガイアノーツの4種類のサーフェイサー ホワイト.フレッシュ.レモンイエロー・ピンクの上からMr.カラー ラスキウスを吹きかけ、どの様な色味になるかを比較してみました。
塗装ムラや擦れ、剥がれなどがございますが、参考程度に思っていただけると幸いです。
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下地の色や、トップコートの種類によって、見え方が大きく変わっていきます。
比較方法ですが、プラスチックスプーンに、4種類のサーフェイサーを吹き、その上から Mr.カラーのラスキウスカラーを吹いて行きます。
そのあとに、光沢、半光沢、つや消しの、3種類のトップコートでコーティングした物と、トップコートなしを用意して、それぞれを比較します。
全部で、16種類の色合いを見比べて、実際のプラモデル制作などでの、カラーイメージの参考にしていただければと思います。
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色見本の画像は、一切、加工していません。
撮影環境や お使いの液晶の環境で、塗装面の明るさや 若干の色合いが変わる場合があります。
今後の塗装の参考程度に思っていただけると幸いです。
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動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラー ラスキウス CL07 鴇羽色(ときはいろ)光沢/ベース色を比較検証
今回比較検証する塗料は、Mr.カラー ラスキウス CL07 鴇羽色(ときはいろ)光沢/ベース色です。
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Mr. Color LASCIVUS CL07 Rosy Peach Gloss / Base Color was painted on 4 types of bases and compared.
![](http://pm-paint.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
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比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、サフ、クリアカラーは、1:1~1.5未満で希釈。
検証塗料も、1たい1から1.5未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
塗料の吹き付け方法は、基本、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、色ムラなどを消す程度で、軽く 2から3度吹きした結果になります。
カラーごとに、下地のサンプルを配置していますので、色合いの確認など、参考にしていただけると幸いです。
では、比較していきましょう!
先ずは、下地がガイアノーツ GS-02 サーフェイサーエヴォ ホワイト。
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トップコートなしでは、さほど下地の影響は感じられず、感じの良い、淡いピンクの色合いで表現されました。
光沢では、より艶が出る分 色合い的には、少し暗めの表現がされましたが、感じの良い色合いだと思います。
半光沢は、若干 艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、感じの良い色合いだと思います。
つや消しでは、若干色合いは少し濃いめに感じますが、渋く 感じの良い色合いで表現されていました。
次は、下地がガイアノーツ GS-05 サーフェイサーエヴォ フレッシュです。
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トップコートなしでは、下地の影響がなく、ホワイトの下地より若干濃いさを感じますが、淡いピンクの色合いで表現されました。
光沢では、こちらもより艶が出る分 色合い的には少し暗めの表現がされましたが、感じの良い色合いだと思います。
半光沢は、若干艶の差が有りますが、色合いの差は感じられず、綺麗で感じの良い色合いだと思います。
つや消しでは、若干色合いは少し濃いめに感じますが 、渋く 感じの良い色合いで表現されていました。
次は、下地がガイアノーツ GS-09 サーフェイサーエヴォ レモンイエローです。
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トップコートなしでは、こちらも下地の影響は感じられず、フレッシュの下地より若干濃いさを感じますが、淡いピンクの色合いで表現されました。
光沢では、こちらもより艶が出る分 色合い的には少し暗めの表現がされましたが、感じの良い色合いだと思います。
半光沢は、若干艶の差が有りますが、色合いの差は感じられず、綺麗で感じの良い色合いだと思います。
つや消しでは、若干色合いは少し濃いめに感じますが 、渋く 感じの良い色合いで表現されていました。
次は、下地がガイアノーツ NAZCA NP004 ピンクサフです。
![](https://pm-paint.com/wp-content/uploads/2024/04/9d831d187199270f191b3999ca596311-4.jpg)
トップコートなしでは、下地の影響は多少出ていますが、若干濃いさを感じる 淡いピンクの色合いで表現されました。
光沢では、こちらもより艶が出る分 色合い的には少し暗めの表現がされましたが、感じの良い色合いだと思います。
半光沢は、若干艶の差が有りますが、色合いの差は感じられず、綺麗で感じの良い色合いだと思います。
つや消しでは、若干色合いは少し濃いめに感じますが 、渋く 感じの良い色合いで表現されていました。
次は、それぞれの下地ごとの トップコート別を纏めてみましたので、どのように違いが出るのかを比較して頂ければと思います。
まずは、トップコートなしを纏めたものです。
それぞれの色ごとのトップコート別纏め
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次に、光沢を纏めたものです。
![](https://pm-paint.com/wp-content/uploads/2024/04/7ecbec8b200a97f5b85a8a31ece4115c-4.jpg)
次に、半光沢を纏めたものです。
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次に、つや消しを纏めたものです。
![](https://pm-paint.com/wp-content/uploads/2024/04/9b4ccaedd1bef1dacccd44245c6b928f-4.jpg)
以上が、それぞれの下地と トップコート別の色合いを検証した結果になります。
いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、Mr.カラー ラスキウス CL07 ときはいろを検証してみましたが、どの下地も影響はさほど感じられず、綺麗で 感じの良い、元気系な やや赤褐色系の 肌色の色合いが出ていると思いました。
この塗料では、キャラクターフィギュア・プラモデルの塗装に特化した 肌の質感の色に使うベース色塗料です。
ラスキウスシリーズのクリアカラーを使用して シャドウ色を重ねることで質感を高めることが出来ると記載されていました。
塗料の蓋の色合いをイメージするなら、下地をフレッシュにすることで、イメージしやすいかと思いました。
過去にもキャラクターモデルを製作した経験は有りませんでしたが、この検証がとても参考になりました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
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ガイアノーツ GS-02 サーフェイサーエヴォ ホワイト
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ガイアノーツ GS-05 サーフェイサーエヴォ フレッシュ
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ガイアノーツ GS-09 サーフェイサーエヴォ レモンイエロー
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ガイアノーツ NAZCA NP004 ピンクサフ
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ガイアカラー Ex-03 Ex-クリアー 光沢
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ガイアカラー Ex-09 Ex-セミグロスクリアー プレミアムフッ素入り半光沢
![](http://pm-paint.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](https://pm-paint.com/wp-content/uploads/2023/11/81f6188bbf9cd052acb3e36177a8087c.jpg)
ガイアカラー Ex-10 Ex-フラットクリアー プレミアムフッ素入り つや消し
![](http://pm-paint.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
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ガイアカラー T-06L ブラシマスター(大)
![](http://pm-paint.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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