Mr.カラー C27 機体内部色半光沢を4種類の下地で塗り比べてみた - PM PAINT

GSI Creos Mr.COLOR C27 SEMI-GLOSS INTERIOR GREEN
ARMY/NAVY AIRCRAFT

どうも！PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラー C27 機体内部色半光沢を比較検証
比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

Mr.カラー C27 機体内部色半光沢を比較検証

今回検証するカラーは、Mr.カラー C27 機体内部色半光沢です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C27 機体内部色半光沢」を塗装してみました。

GSI Creos Mr.COLOR C27 SEMI-GLOSS INTERIOR GREEN
ARMY/NAVY AIRCRAFT

この塗料は、半光沢塗料で、アメリカ陸軍　海軍機機内色と記載されています。

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比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件や、エアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、1たい1から、1.5未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
また、塗料の吹き付け方法は、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、ムラなどを消す程度で、軽く3度吹きした結果になります。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地が、ブラックの塗装では、若干下地の影響が出ており、色合い的には黄色味が強い黄緑の様な色合いで表現されました。
光沢は、下地の影響とつやが出ている分　色合い的には暗めですが、感じの良い黄色味が強い黄緑の様な色合いで仕上がりました。
半光沢では、色合いは少し暗めで、艶がなくなる分　渋く落ち着いた色合いで仕上がりました。
つや消しは、下地の影響もあり、色合いが濃くなり、渋く感じの良い色合いだと思います。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

こちらも、下地の影響が感じられず、感じの良い、黄色味が強く、ほぼ濃いいイエローの様な色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、より艶が出る分　鮮やかさが出た感じの良い、黄色味が強い色合いだと思います。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、渋く、落ち着いた色合いだと思います。
つや消しは、少し暗めで、色合いが濃くなりますが、渋く感じの良い色合いで表現されていました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ピンクの下地では、若干下地の影響で、明るい色合いの表現がされ、濃いいイエローの様な色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出る分　色合いの鮮やかさがあり、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、艶の差が有りますが、色合いの差があまり無く、渋く落ち着いた感じの良い色合いだと思います。
つや消しも、色合いの差は感じられず、渋く落ち着いた感じの良い色合いだと思います。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地は、下地の影響がなく、黄色味が強いサンドイエローの様な色合いで表現されました。
光沢は、こちらも艶が出る分　色合いの鮮やかさがあり、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、渋く落ち着いた色合いだと思います。
つや消しも、色合いの差は感じられず、渋く落ち着いた感じの良い色合いだと思います。
今回の塗料は、半光沢塗料ですが、下地の影響は若干有りましたが、渋く感じの良い、黄色味が強い黄緑の様な色合いが出ておりますので、お試し頂ければと思います。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いが有り、色合いの差は多少出ていますが、黄色味が強い黄緑の様な色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い、発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか？
今回の塗料、Mr.カラー　C27　機体内部色は、半光沢塗料になりますが、それぞれの下地の影響は有りましたが、綺麗で落ち着いた感じの良い、黄色味が強い黄緑の様な色合いが出ていると思いました。
軍用系などの色を表現させるのに使用される塗料だと思いますが、この塗料で調色やほかのプラモデル　ガンプラなどにも、使えるのではないかと感じがしました。

1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。