GSI Creos Mr.COLOR C36 SEMI-GLOSS RLM74 GRAY GREEN
GERMAN AIRCRAFT
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラー C36 RLM74グレーグリーンを比較検証
今回検証するカラーは、Mr.カラー C36 RLM74グレーグリーンです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C36 RLM74グレーグリーン」を塗装してみました。
GSI Creos Mr.COLOR C36 SEMI-GLOSS RLM74 GRAY GREEN
GERMAN AIRCRAFT
この塗料は、半光沢で、ドイツ空軍機上面色と記載されています。
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:1から、1.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
下地がブラックの塗装では、さほど下地の影響がなく、濃いいグレーに、ほんのりとグリーンの色合いが帯びたようなグレーの色合いで表現されました。
光沢では、より艶が出てグリーンの色合いがおもてに出てきており、少し暗めの表現がされましたが、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢も、若干、艶の差が有りますが、さほど色合いの差が無く感じの良い色合いだと思いました。
つや消しは、トップコート無しより暗めで、グリーの色合いが程よく出ており、渋く感じの良い色合いで表現されていました。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
こちらも下地の影響が感じられず、ブラックと同様で、濃いいグレーに、ほんのりとグリーンの色合いが帯びたような、グレーの色合いで表現されました。
光沢は、こちらもブラックと同様で、より艶が出てグリーンの色合いがおもてに出てきており、少し暗めの表現がされましたが、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも、若干、艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、感じの良い色合いだと思います。
つや消しも、ブラックと同様で、トップコート無しより暗めですが、渋く感じの良い色合いで表現がされていました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
こちらも下地の影響が感じられず、ブラックと同様で、濃いいグレーに、ほんのりとグリーンの色合いが帯びたような、グレーの色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、こちらも同様で、グリーンの色合いがおもてに出てきた、少し暗めの感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも、若干、艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、感じの良い色合いだと思います。
つや消しは、こちらも同様ですが、ほんのりと下地の明るさが見えますが、渋く感じの良い色合いで表現されていました。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ホワイトの下地も下地の影響は感じず、濃いいグレーにほんのりとグリーンの色合いが帯びたような、グレーの色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、こちらも同様で、グリーンの色合いがおもてに出てきた、少し暗めの感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも、若干、艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、感じの良い色合いだと思います。
つや消しは、こちらも同様ですが、ほんのりと下地の明るさが見えますが、渋く感じの良い色合いで表現されていました。
今回の塗料は、半光沢塗料でどの下地に対しても、さほど下地の影響は感じられず、下地を気にせず、使えそうな塗料だと思いました。
渋く感じの良い、グレーグリーンが出ておりますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
トップコートを塗装したものと比較すると、艶やほんのりと出るグリーンの色合いの違いが有りますが、感じの良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
次は、各下地別の半光沢の比較です。
次は、各下地別のつや消しの比較です。
いかがでしたでしょうか?
今回の塗料Mr.カラー C36 RLM74 グレーグリーンは、半光沢塗料になりますが、それぞれの下地の影響はさほど感じられず、綺麗で感じの良い、グレーグリーンの色合いが、出ていると思いました。
ドイツ空軍機などの色を表現させるのに、使用される塗料だと思いますが、この塗料で、調色やほかのプラモデルや、ガンプラのグレー部分に使えそうな感じがしました。
1つのカラーでも下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなどお見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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