Mr.カラー C44 タン（ライトブラウン）半光沢帆船・軍艦甲板色を4種類の下地で塗り比べてみた

GSI Creos Mr.COLOR C44 SEMI-GLOSS TAN (Light Brown)
SHIP’S DECK

どうも！PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。

お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラー C44 タン（ライトブラウン）半光沢帆船・軍艦甲板色を比較検証
比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

Mr.カラー C44 タン（ライトブラウン）半光沢帆船・軍艦甲板色を比較検証

今回検証するカラーは、Mr.カラー C44 タン（ライトブラウン）半光沢帆船・軍艦甲板色です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー C44 タン（ライトブラウン）半光沢帆船・軍艦甲板色」を塗装してみました。

GSI Creos Mr.COLOR C44 SEMI-GLOSS TAN (Light Brown)
SHIP’S DECK

この塗料は、半光沢塗料で、帆船・軍艦甲板色と記載されています。

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比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件や、エアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、1たい1から、1.5未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
また、塗料の吹き付け方法は、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、ムラなどを消す程度で、軽く3度吹きした結果になります。

では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

下地がブラックの塗装では、下地の影響はあまり感じられず、色合いは明るく少し黄色味がある、木甲板色の色合いで表現されました。
また、トップコートの光沢では、より艶が出ていますが、色合い的には少し暗めの表現がされましたが、感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢も、若干艶の差が有りますが、下地の影響で、暗く薄い感じの良い色合いで表現されました。
つや消しも、下地の色合いは変わりがなく、トップコート無しより少し暗めですが、落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。

次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

こちらも下地の影響は少なく、色合いはブラックより明るく、感じの良い木甲板色の色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらもブラックと同様で、より艶が出る分　色合い的には、少し暗めの表現がされましたが、良い感じの色合いだと思います。
半光沢は、こちらも若干艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、良い感じの色合いだと思います。
つや消しも、下地の色合いは変わりがなく、トップコート無しより少し暗めですが、落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。

次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ピンクの下地は、下地の影響が少し出ており、赤味を感じますが、感じの良い木甲板色のような色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出る分色合いの鮮やかさがあり、感じの良い色合いで仕上がりました。
こちらも半光沢は、艶の差が有りますが、色合いは少し下地のピンクの影響で、赤味が強く出た良い感じの色合いだと思います。
つや消しは、半光沢の色合いと同じく、赤味が強く出た感じの良い色合いで表現されていました。

最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。

ホワイトの下地も、下地の影響はあまりなく、感じの良い木甲板色の色合いで表現されました。
トップコートの光沢は、艶の輝きが違うだけで、トップコートなしとの色合いと差がなく、感じの良い色合いで仕上がりました。
こちらも、半光沢は、艶の差が有りますが、色合いの差が無く、良い感じの色合いだと思います。
つや消しも、下地の色合いは変わりがなく、トップコート無しより少し暗めで黄色味が薄く出た、感じの良い色合いで表現されていました。

今回の塗料は、半光沢塗料で、ピンクの下地は、赤味がより強く出ており、ほかの下地は暗さの違いが多少有りましたが、感じの良い少し黄色味が強い木甲板色の色合いが出ておりますので、お試し頂ければと思います。

では、次は各下地のトップコートなしの比較です。

トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いが有り、それぞれの下地毎の色合いの差がありましたが、どの下地も感じの良い色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。

次は、各下地別の光沢の比較です。

次は、各下地別の半光沢の比較です。

次は、各下地別のつや消しの比較です。

いかがでしたでしょうか？
今回の塗料、Mr.カラー C44 タンライトブラウンは、半光沢塗料になりますが、それぞれの下地の影響は有りましたが、感じの良い、少し黄色味が強い木甲板色の色合いが出ていると思いました。
少し黄色味が強いと感じますが、この塗料で戦艦の甲板やほかのプラモデルフィギアの肌の色などに、使えそうな感じがしました。
蓋の色合いをイメージするなら、下地をホワイトにすることで、イメージしやすいかと思いました。

1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。