Mr. Color C90 Shine Silver I used GX102 DEEP CLEAR RED as a candy paint using 4 types of bases and compared them
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
今回は、キャンディー塗装を行うにあたり、サーフェイサー下地を ガイアノーツの4種類の グレー・ホワイト・ブラック・ピンクに絞り、メタリックカラーの下地としては、 Mr.カラーのシャインシルバーを吹きかけ、キャンディー塗装を行う為に、GXクリアカラーを吹いて、どの様な色みになるかを比較してみました。
塗装ムラや擦れ、剥がれなどがございますが、参考程度に思っていただけると幸いです。
下地の色や、トップコートの種類によって、見え方が大きく変わっていきます。
比較方法ですが、プラスチックスプーンに、4種類のサーフェイサーを吹き、そのあとにシルバーの塗料を吹いて行きます、その上から GXメタリックカラーを吹きかけた後に、GXクリアカラーを塗装しています。
仕上に、光沢、半光沢、つや消しの、3種類のトップコートでコーティングした物と、トップコートなしを用意して、それぞれを比較します。
全部で、16種類の色合いを見比べて、実際のプラモデル制作などでの、カラーイメージの参考にしていただければと思います。
色見本の画像は、一切、加工していません。
撮影環境や お使いの液晶の環境で、塗装面の明るさや 若干の色合いが変わる場合があります。
今後の塗装の参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラー C90 シャインシルバーを下地にしてGX102 GXディープクリアレッドを使い比較検証
今回比較検証する塗料は、Mr.カラー C90 シャインシルバーと Mr.クリアカラーGX GX102 GXディープクリアレッド 基本色です。
Mr. Color C90 Shine Silver I used GX102 DEEP CLEAR RED as a candy paint using 4 types of bases and compared them
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、サフ、クリアカラーは、1:1~1.5未満で希釈。
シルバーは、1たい1.5から2未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
塗料の吹き付け方法は、基本、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、色ムラなどを消す程度で、軽く 2から3度吹きした結果になります。
クリアカラーについては、1度 塗装表面に軽く光沢が出るまで吹きかけ、10分弱乾燥後に、再度 同じ条件の吹き方で、2回吹き付けを実施しております。
では、比較していきましょう!
先ずは、下地がGS01 サーフェイサーエヴォで C90 シャインシルバーを吹きかけたものです。
トップコートなしでは、シャインシルバーの粒子の粗さが若干見られますが、鮮やかで綺麗な、深みのあるレッドの色合いで仕上がりました。
光沢では、トップコートなしより さらに艶が出て、より深みがあり 鮮やかで綺麗なレッドの色合いで表現されています。
半光沢では、クリアカラーの透明感がなくなりますが、鮮やかさがあり 程よい艶で良い感じではないかと思いました。
つや消しでは、透明感が消えてしまいますが、渋く 感じの良い 綺麗な色合いが出ていると思います。
次は、下地がGS02 サーフェイサーエヴォホワイトで C90 シャインシルバーを吹きかけたものです。
トップコートなしでは、先ほどのGS01より 粒子の見え方が押さえられた感じでみられますが、鮮やかで綺麗な、深みのある 明るいレッドの色合いで仕上がりました。
光沢では、トップコートなしより さらに艶が出て、メタリック粒子も浮き上がって見えますが、より深みがあり、鮮やかで綺麗なレッドの色合いで表現されています。
半光沢では、こちらも透明感が消えてしまいますが、鮮やかさがあり、綺麗で 感じの良いメタリック塗料の色合いで仕上がりました。
つや消しでは、透明感が消えてしまいますが、メタリック感は残っており、渋く 感じの良い 綺麗な色合いが出ていると思います。
次は、下地がGS03 サーフェイサーエヴォブラックで C90 シャインシルバーを吹きかけたものです。
トップコートなしでは、メタリック粒子がより目立ち、ギラギラとした風合いですが、鮮やかで綺麗な、深みのある 濃いいレッドの色合いで仕上がりました。
光沢では、トップコートなしより、さらに艶が出て、色合いは変わりませんが、より深みを感じ、鮮やかで綺麗なレッドの色合いで表現されています。
半光沢では、こちらも透明感が消えてしまいますが、綺麗で 感じの良い 重みのある色合いで仕上がりました。
つや消しでは、透明感が消えてしまいますが、渋く 感じの良い 綺麗な色合いが出ていると思います。
次は、下地がNAZCA NP004 ピンクサフで C90 シャインシルバーを吹きかけたものです。
トップコートなしでは、シャインシルバーの粒子の粗さが若干見られますが、鮮やかで綺麗な、深みのあるレッドの色合いで仕上がりました。
光沢では、トップコートなしより さらに艶が出て、より深みがあり、鮮やかで綺麗なレッドの色合いで表現されています。
半光沢では、こちらも透明感が消えてしまいますが、鮮やかさがあり、綺麗で 感じの良いメタリック塗料の色合いで仕上がりました。
つや消しでは、こちらも透明感が消えてしまいますが、渋く 感じの良い 鮮やかさがある 綺麗な色合いが出ていると思います。
次は、それぞれの色ごとの トップコート別を纏めてみました。
まずは、トップコートなしを纏めたものです。
それぞれの色ごとのトップコート別纏め
次に、光沢を纏めたものです。
次に、半光沢を纏めたものです。
次に、つや消しを纏めたものです。
以上が、それぞれの下地と トップコート別の色合いを検証した結果になります。
いかがでしたでしょうか?
今回のMr.カラー C90 シャインシルバーに Mr.クリアカラーGX GX102 GXディープクリアレッドを使い検証してみましたが、それぞれ 感じの良い色合いが出ていると感じました。
下地カラーの色合いによって、明るさの違いや 深みの違いを感じたりしましたが、程よくメタリック粒子が出て とても綺麗な色合いが出ていたと思いました。
この塗装は、手間がかかる作業ですが、お好みの色合いを出すために クリアカラーの重ね塗りの回数を増やして 理想的な色合いを出して頂ければと思います。
なかなか、この様な塗装をする機会が無いと思いますが、今回の検証で、この様な色合いの表現が出るのかと 思って頂くと幸いです。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
ガイアノーツ GS01 サーフェイサーエヴォ
ガイアノーツ GS02 サーフェイサーエヴォ ホワイト
ガイアノーツ GS03 サーフェイサーエヴォ ブラック
ガイアノーツ NAZCA NP004 ピンクサフ
ガイアカラー Ex-03 Ex-クリアー 光沢
ガイアカラー Ex-09 Ex-セミグロスクリアー プレミアムフッ素入り半光沢
ガイアカラー Ex-10 Ex-フラットクリアー プレミアムフッ素入り つや消し
ガイアカラー T-06L ブラシマスター(大)
ガイアカラー T-09L メタリックマスター(大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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