タミヤカラー LP-43 パールホワイト光沢 Pearl Whiteをガイアノーツサーフェイサー Gaianotes surfacers 4種類の下地に塗装して比較してみた。

Tamiya Color LP-43 Pearl White Gloss I painted Pearl White on Gaianotes surfacers
4 types of base and compared them.

どうも！PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
今回、リクエストを頂いた仕様に基づき、以下の内容で検証してみました。
ガイアノーツの4種類のサーフェイサーグレー.ホワイト.ブラック.ピンクに絞りその上からタミヤカラーを吹きかけ、どの様な色味になるかを比較してみました。
塗装ムラや擦れ、剥がれなどがございますが、参考程度に思っていただけると幸いです。

下地の色や、トップコートの種類によって、見え方が大きく変わっていきます。
比較方法ですが、プラスチックスプーンに 4種類のサーフェイサーを吹き、そのあとにタミヤカラーのホワイトパールを吹いて塗装しています。
仕上に、光沢、半光沢、つや消しの、3種類のトップコートでコーティングした物と、トップコートなしを用意して、それぞれを比較します。

全部で、16種類の色合いを見比べて、実際のプラモデル制作などでの、カラーイメージの参考にしていただければと思います。

色見本の画像は、一切、加工していません。
撮影環境やお使いの液晶の環境で、塗装面の明るさや若干の色合いが変わる場合があります。
今後の塗装の参考程度に思っていただけると幸いです。

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
タミヤカラー LP-43 パールホワイトを比較検証
比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）
それぞれの色ごとのトップコート別纏め
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート

動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。

タミヤカラー LP-43 パールホワイトを比較検証

今回比較検証する塗料は、タミヤカラー LP-43 パールホワイトです。

Tamiya Color LP-43 Pearl White Gloss I painted Pearl White on Gaianotes surfacers
4 types of base and compared them.

タミヤ｜TAMIYA ラッカー塗料 LP-43 パールホワイト

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比較検証前に（塗料希釈・塗装方法）

比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、サフ、クリアカラーは、1：1~1.5未満で希釈。
検証塗料も、1たい1から1.5未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
塗料の吹き付け方法は、基本、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、色ムラなどを消す程度で、軽く 2から3度吹きした結果になります。
カラーごとに、下地のサンプルを配置していますので、色合いの確認など、参考にしていただけると幸いです。

では、比較していきましょう！
先ずは、下地がGS01 サーフェイサーエヴォで LP-43 パールホワイトを吹きかけたものです。

トップコートなしでは、下地の影響は出ていますが、程よくパールの粒子が出ており綺麗な、淡いグレーみのホワイトパールの色合いで仕上がりました。
光沢は、トップコートなしよりより艶が出て、色合いの変わりも少なく、パールの粒子がより浮き上がり、綺麗な色合いで仕上がりました。
半光沢は、多少の明るさの違いが見えますが、パール感のある落ち着いた色合いで、良い感じだと思います。
つや消しは、多少パール感は残っていますが、落ち着いた感じの良い色合いだと思います。

次は、下地がGS02 サーフェイサーエヴォホワイトで LP-43 パールホワイトを吹きかけたものです。

トップコートなしでは、下地の影響は感じられませんが、程よくパールの粒子が出ており綺麗な、ホワイトパールの色合いで仕上がりました。
光沢は、トップコートなしよりより艶が出て色合いは変わらず、パールの粒子が感じ良く浮き上がり、綺麗なパールの質感が出ていると思います。
半光沢では、パールの粒子は目立ちにくくなり滑らかな表現がされ、くすんだ色合いですが、感じの良い表現が出ていると思いました。
つや消しでは、多少パールの質感は残っていますが、落ち着いた感じの良い色合いだと思います。

次は、下地がGS03 サーフェイサーエヴォブラックで LP-43 パールホワイトを吹きかけたものです。

トップコートなしでは、下地の影響は出ていますが、、程よくパールの粒子が出ており綺麗な、グレーみのホワイトパールの色合いで仕上がりました。
光沢は、トップコートなしよりより艶が出て色合いは変わらず、パールの粒子が感じ良く浮き上がり、綺麗なパールの質感が出ていると思います。
半光沢では、パールの粒子は目立ちにくくなり滑らかな表現がされ、くすんだ色合いですが、感じの良い表現が出ていると思いました。
つや消しでは、多少パールの質感は残っていますが、落ち着いた感じの良い色合いだと思います。

次は、下地がNAZCA NP004 ピンクサフで LP-43 パールホワイトを吹きかけたものです。

トップコートなしでは、下地の影響が出ていますが、程よくパールの粒子が出ており下地の色合いにうっすらとパールがかかった色合いで仕上がりました。
光沢は、トップコートなしよりより艶が出てパールの粒子が感じ良く浮き上がりますが、綺麗なパールの質感が出ていると思います。
半光沢では、パールの粒子は目立ちにくくなり滑らかな表現がされ、くすんだ色合いですが、感じの良い表現が出ていると思いました。
つや消しでは、多少パールの質感は残っていますが、落ち着いた感じの良い色合いだと思います。

次は、それぞれの下地ごとのトップコート別を纏めてみましたので、どのように違いが出るのかを比較して頂ければと思います。
まずは、トップコートなしを纏めたものです。

それぞれの色ごとのトップコート別纏め

次に、光沢を纏めたものです。

次に、半光沢を纏めたものです。

次に、つや消しを纏めたものです。

以上が、それぞれの下地とトップコート別の色合いを検証した結果になります。
いかがでしたでしょうか？
今回のタミヤカラー LP-43 パールホワイトを使い検証してみましたが、それぞれパールの質感が出て良い色合いがでていると思います。
下地カラーの色合いによって、明るさの違いや深みの違いを感じたりしましたが、程よくパールの粒子が出てとても綺麗な色合いが出ていたと思いました。
あと 1~2回吹き重ねると綺麗なホワイトパールの色合いが出るのではないかと感じました。

1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。

サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。

最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。