gaianotes NAZCA NAZCA-COLOR NC-011 FLAT SILVER METALLC
FLAT
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
ガイアノーツ NAZCAカラー NC-011 フラットシルバーを比較検証
今回検証するカラーは、ガイアノーツ NAZCAカラー NC-011 フラットシルバーです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「ガイアノーツ NAZCAカラー NC-011 フラットシルバー」を塗装してみました。
gaianotes NAZCA NAZCA-COLOR NC-011 FLAT SILVER METALLC
FLAT
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、光沢塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
下地がブラックの塗装では、下地の影響が若干ですが出ており、少し暗めのシルバーの色合いで、また粒子も粗目ですが、落ち着いた色合いで仕上がりました。
エアブラシの吹き加減や重ね塗りによって、さらに、金属感のあるシルバーの塗装ができるのではないかと思います。
またトップコートの光沢で、さらに粒子が浮き上がったような質感で表現されました。
半光沢はトップコートなしと比べると、艶の差が有りますが、落ち着いた色合いとなり、渋く良い感じの色合いだと思いました。
もともとつや消し塗料ですが、つや消しを吹く事で、シルバーの質感は無く、なんとも言えない色合いとなりました。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
グレーの下地は、若干ですが下地の影響も有り、白っぽいシルバーの色合いで、また粒子も粗目ですが、落ち着いた色合いで仕上がりました。
光沢のトップコートは、より艶が出る分、さらに粒子が浮き上がったような質感で表現されました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされますが、落ち着いた感じの良い色合いだと思います。
こちらも、つや消しを吹く事で、シルバーの質感は無く、なんとも言えない色合いとなりました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ピンクの下地では、下地の色が残り、少し赤みの入ったシルバーの色合いで表現になりました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出る分、さらに粒子が浮き上がったような質感で仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、色合いの差が無く、落ち着いた感じの良い色合いだと思います。
こちらもつや消しを吹く事で、シルバーの質感は無く、なんとも言えない色合いとなりました。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
ホワイトの下地に塗装したものは、下地の影響はさほどなく、グレーの下地より、やや金属感が増したような色合いの表現になりました。
トップコートの光沢の、有り無しでは、輝きが違うだけで、色合いはあまり変わらないかと思います。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされますが、落ち着いた感じの良い色合いだと思います。
つや消しは、こちらもつや消しを吹く事で、シルバーの質感は無く、なんとも言えない色合いとなりました。
今回の塗料は、つや消し塗料ですが、それぞれ下地ごとの影響は有りますが、メタリックの粒子が浮き、金属感の良い表現ができると思います。
用途によって、使えそうな金属感のあるシルバーの色合いが出ておりますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
トップコートに光沢を塗装したものと比較すると、粒子が粗く、金属感がより表現させれる感じがしました。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い、発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
次は、各下地別の半光沢の比較です。
次は、各下地別のつや消しの比較です。
いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、ガイアノーツ NAZCAカラー NC-011 フラットシルバーは、つや消し塗料になりますので、下地の影響は多少有りましたが、それぞれの下地の色合いや、塗装を重ねることにより、金属感や、明るさの表現ができ、使用用途の幅が広がる塗料と感じました。
また、使用箇所別によりますが、ワンポイントのアクセントとして使用すると、いい感じの表現ができるのではないかと思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出すお手伝いが出来れば、嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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