TAMIYA TAMIYACOLOR LACQUE PAINTO LP-79 FLAT RED FLAT
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
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お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
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動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
タミヤカラー LP-79 フラットレッド つや消しを比較検証
今回検証するカラーは、タミヤカラー LP-79 フラットレッド つや消しです。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「タミヤカラー LP-79 フラットレッド つや消し」を塗装してみました。
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TAMIYA TAMIYACOLOR LACQUE PAINTO LP-79 FLAT RED FLAT
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比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
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比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが、今回は、前回希釈量が多かったため 1:0.7~1.2未満で希釈しておりますが、塗料の状態によって、濃度が薄くなっている場合もあります。
また、塗料の吹き付け方法は、塗装表面に光沢が出る程度で、一度吹きかけ、ムラなどを消す程度で、軽く3度吹きした結果になります。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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下地がブラックの塗装では、下地の影響が出ており、色合いは暗く見えますが、薄い赤茶色のような色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、より艶が出ている分 色合い的には少し暗めで表現がされますが、感じの良い色合いが出てると思います。
半光沢は、さほど色合いの差が無く、艶がなくなる分 暗いレッドの様な色合いで仕上がりました。
つや消しは、トップコート無しより色合いが濃く、こちらも 暗いレッドの様な色合いで表現されていました。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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グレーの下地は、下地の影響は感じられず、綺麗な発色で鮮やかなレッドの色合いが表現されました。
光沢のトップコートは、より艶が出る分 色合いも暗めですが、綺麗で感じの良いレッドの色合いだと思います。
半光沢は、こちらも艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、落ち着いた、感じの良い色合いだと思います。
つや消しは、トップコート無しより少し暗めで、色合いが濃くなり、渋く落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ピンクの下地は、下地の色が少し重なり、明るく鮮やかな感じの良い、レッドの色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、こちらも艶が出る分 色合いの鮮やかさがあり、綺麗で感じの良い色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも、艶の差が有りますが、色合いの差が無く、綺麗で感じの良い色合いだと思います。
つや消しも、トップコート無しより暗めですが、渋く落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
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ホワイトの下地は、ピンクの下地の色合いに近く、綺麗で感じの良い、レッドの色合いで表現されました。
トップコートの光沢は、艶が出る分 鮮やかさが出た良い感じの、レッドの色合いが表現されています。
半光沢は、こちらも 艶の差が有りますが、あまり色合いの差が無いような表現がされ、渋く、落ち着いた色合いだと思います。
つや消しも、トップコート無しより暗めですが、渋く落ち着いた感じの良い色合いで表現されていました。
今回の塗料は、つや消し塗料ですが、それぞれ下地ごとの影響が有りますが、鮮やかで綺麗な色合いが出ており、感じの良いレッドが出ておりますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
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トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いが有りますが、色合いの差を感じず、どの下地でも綺麗な色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
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次は、各下地別の半光沢の比較です。
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次は、各下地別のつや消しの比較です。
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いかがでしたでしょうか?
今回の塗料、タミヤカラー LP-79 フラットレッドは、つや消し塗料になりますので、それぞれの下地の影響は出ておりますが、綺麗で落ち着いた、感じの良いレッドの色合いが出ていると思いました。
また、使用箇所別によりますが、下地を変えることで、レッドの発色の違いが出て、表現の幅が増えるのではないかと思いました。
使用した感想ですが、経年劣化の状態にもよりますが、タミヤカラーは、クレオス社、ガイアノーツ社の塗料粘度と比較すると、低く感じ、同じ様に希釈すると、シャバシャバになることがありますので、塗料の状態を見ながら希釈する事をお勧めいたします。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
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Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
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Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
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Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
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Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
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Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
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