GSI Creos Mr.COLOR SUPER METALLIC2 SM204 SUPER STAINLESS2
どうも!PM Paintです。
このブログでは、ガンプラやプラモデルの模型製作で必要不可欠な塗装や塗料について比較検証しています。
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/2a831ec055ed4fee4e1d0936ea40500d-17.jpg)
お使いのモニターなどの環境により画像の色合いが変わる場合があります。
参考程度に思っていただけると幸いです。
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/ee3be1d100caf1aa771552d59c2bd436-13.jpg)
動画でも検証を分かりやすく紹介させて頂いております。
Mr.カラー スーパーメタリック2 SM204 スーパーステンレス2を比較検証
今回検証するカラーは、Mr.カラー スーパーメタリック2 SM204 スーパーステンレス2です。
ブラック、グレー、ピンク、ホワイトのサーフェイサーを塗装後、上から「Mr.カラー スーパーメタリック2 SM204 スーパーステンレス2」を塗装してみました。
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/5f63f49b6b7d98988e1002a4a4f2d6d5-18.jpg)
GSI Creos Mr.COLOR SUPER METALLIC2 SM204 SUPER STAINLESS2
![](http://pm-paint.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
比較検証前に(塗料希釈・塗装方法)
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/04f86ea9c104d100d663feb8a9a65769-18.jpg)
比較前に、今回の塗料の希釈率ですが、環境などの条件やエアブラシ、エアー圧の個人差などが有りますが今回は、1:2から、2.5程度で希釈し、軽く2度吹きした結果になります。
今回は、メタリック塗料ですので下地によって色合いが違ってきます。
これからのプラモデル・ガンプラの塗装の参考になれば嬉しいです。
では、早速下地の色ごとに確認していきます。
まずは、ブラックの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/0ae7c62e50dc705df75843b104ce66cd-17.jpg)
下地がブラックの塗装では、下地の影響は感じられず、粒子が細かく金属感の輝きがあるシルバーの色合いで表現されました。
また、トップコートの光沢では、よりつやが出て、色合いは変わらず、粒子が浮き上がった、感じの良い色合いで表現されました。
半光沢は、艶がなくなる分、メタリック感が落ちた色合いですが、金属の質感がある色合いで仕上がりました。
つや消しは、メタリック感がなくなり、なんとも言えない色合いで仕上がりました。
次に、グレーの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/2839ab849d9b2c81bd86f4778e9767e3-17.jpg)
こちらも、下地の影響が感じられず、粒子が細かく金属感の輝きがある、シルバーの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらも同様で、より艶が出て、色合いは変わらず、粒子が浮き上がった金属感があるシルバーの色合いで表現されました。
半光沢は、こちらも艶がなくなる分、メタリック感が落ちますが、金属の質感がある色合いで仕上がりました。
つや消しもブラックと同様で、メタリック感がなくなり、なんとも言えない色合いで仕上がりました。
次に、ピンクの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/7d2a8a5d380f463388d1c8d4512bef57-17.jpg)
こちらも下地の影響が感じられず、粒子が細かく、金属感の輝きがあるシルバーの色合いで表現されました。
トップコートの光沢では、こちらも、艶が出る分、粒子が浮き上がった感じの良い色合いで表現されました。
半光沢は、こちらも、艶がなくなる分、メタリック感が落ちますが、金属の質感がある色合いで仕上がりました。
こちらのつや消しも、メタリック感がなくなり、なんとも言えない色合いで仕上がりました。
最後に、ホワイトの下地に、光沢、半光沢、つや消しを吹きかけたものを比較します。
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/40dcbe9d88c96297b642179a653642d8-17.jpg)
ホワイトの下地も下地の影響がなく、粒子が細かく暗めの、重みがあるシルバーの色合いで表現されました。
光沢のトップコートは、こちらも同様で、より艶が出る分、粒子が浮き上がった感じの表現がされ、色合いも変化なく、金属感があるシルバーの色合いで仕上がりました。
半光沢は、こちらも艶がなくなる分、メタリック感が落ちますが、金属の質感をたもった色合いで仕上がりました。
こちらのつや消しも、メタリック感がなくなり、なんとも言えない色合いで仕上がりました。
今回の塗料は、メタリック塗料ですが、どの下地に対しても下地の影響がなく、下地選びに迷うず、使える塗料だと感じました。
つや消し以外は、金属感の輝きあるシルバーの色合いが出ておりますので、お試し頂ければと思います。
では、次は各下地のトップコートなしの比較です。
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/9d831d187199270f191b3999ca596311-17.jpg)
トップコートを塗装したものと比較すると、艶などの違いが有りますが、色合いの差を感じず、綺麗な金属の輝きあるシルバーの色合いが出ていると思います。
ですので、そのままの色合いで行きたい場合は、トップコートを塗装しない手もありかと思いますが、塗装剥がれを防ぐためにも、表現別のトップコートを塗装する事をお勧め致します。
プラモデルの使用用途によっては、塗装方法や希釈率やエアー圧を変える工夫をすると、より良い、発色が出た色合いが得られるかもしれないと思いました。
次は、各下地別の光沢の比較です。
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/c64c5ece666a6407486987541305a212-18.jpg)
次は、各下地別の光沢の比較です。
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/a402c696bf493a873c765923653c07e6-17.jpg)
次は、各下地別のつや消しの比較です。
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/7ecbec8b200a97f5b85a8a31ece4115c-17.jpg)
いかがでしたでしょうか?
今回の塗料Mr.カラー スーパーメタリック2 SM204 スーパーステンレス2は、メタリック塗料になりますが、それぞれの下地の影響はさほど無く、綺麗で粒子が細かく、質感が良いステンレスの色合いが出ていると思いました。
また、色々とシルバーが有りますが、使用箇所別で塗分けをすることで、アクセントをつけると、表現の幅が広がりと思いました。
つや消しは、メタリックの質感とシルバーの鮮やかさがん無くなりましたので、使用除外が良いかと思いました。
1つのカラーでも、下地やトップコートで、印象がガラッと、変わっていきます。
プラモデルやガンプラ塗装の参考にしていただき、イメージ通りの色合いを出す、お手伝いが出来れば、嬉しいです。
サンプル塗装ですが、所々、塗装剥げや埃付着や塗装ムラなど、お見苦しいところがございましたが、参考素材のためそのまま使用させて頂きました。
最後に、今回使用した下地・トップコートを紹介いたします。
今回検証に使用したサーフェイサーとトップコート
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/1d88ceb91c7659c8f850f9acae163da9-17.jpg)
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ブラック
![](http://pm-paint.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/cb0bebe26f4ed333f0858ac401d32275-17.jpg)
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 グレー
![](http://pm-paint.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/fd40f9f7f385df78f8ba2cf60ad8cbff-17.jpg)
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ピンク
![](http://pm-paint.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/c9552d0133d0f4a2a4f77168fb145539-17.jpg)
Mr.フィニッシング サーフェイサー1500 ホワイト
![](http://pm-paint.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/e3d26dbc97f4538e6bb4872c4801cebd-17.jpg)
Mr.カラー GX GX100 スーパークリアⅢ(光沢)
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/a696c9859391dafa55613beeb4d0df7c-17.jpg)
Mr.カラー C181 スーパークリア半光沢
![](http://pm-paint.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/55c8bf14835ebb73a274740f021f5807-17.jpg)
Mr.カラー C182 スーパークリアつや消し
![](http://pm-paint.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
![](http://pm-paint.com/wp-content/uploads/2022/11/285ad5b6b50d16ac0d0bca67c9e8953a-17.jpg)
Mr.レベリングうすめ液 400ml (特大)
最後までご覧いただきありがとうございます。
他の塗料の比較もしておりますので、是非ご覧ください。
コメント
スーパーメタリック2を
チタン・クローム・ステンレスの3色紹介されております。
これは好みの問題で構いません。
①日本刀を表現で塗装するなら?
②クルマのホイールに塗装するなら?
で考えた時は、どれにしますでしょうか?好みで構いませんが教えていただけませんか?
☆「二回塗装の間隔」
私は時間を置くとカップ内で固まる気がして、一回塗装でやめました。
二回塗装との事ですが、間隔はどのぐらいで二回目の塗装をしましたか?
☆「エアブラシの清掃」
使用前からMr.メタルカラー使用後は、エアブラシの全バラシの洗浄する覚悟して使いました。
残りやすくて、全バラシでの清掃も苦戦しましたが、その辺りはどうしましたでしょうか?
当サイトを参考にしていただきありがとうございます。
また、コメントありがとうございます。
私のやり方が合っているか、間違っているかはわかりませんが、現在、行っていることを下記にコメント順に記載させていただきます。
➀各種塗装方法や希釈率で輝き方の表現が異なると思いますが、主観的に思うには、クロムシルバーがキラメキ表現に出来るのではないかと考えます。(この3種の中で粒子が細かく感じます。)
ホイールは好みによって異なるかと思いますが、輝きが有る物を好むならクロムシルバー
くすみ系や暗いシルバー表現の物では、ステンレスシルバーやスーパーシルバーを私は使用するかと思います。
➁私の仕方が合っているか間違っているかはわかりませんが、(人それぞれ、最適な方法があると思います。)本記載の塗装は、下地毎(4本×4種類 計16本)を1回目、周囲と面を下地が隠れる程度で軽めに吹いて乾燥
下地4本目終了後に2回目をムラが無いように意識して吹いて完了としています。
連続で吹きかける作業を行っているので、固まる心配はないですが、他用で数分放置すると出が悪くなるので注意しております。
乾燥は、食器乾燥機(YAMAZEN製)を使用し、時間は、正確に計測はしていませんが、5分以内だと思います。
※厚めに塗装はしていないために、下地が浮いた状態になったりして、技量不足しておりますが、環境や希釈率や重ね吹きを考慮すると色合いが変わると思っております。
➂私の場合は、メンテナンス以外は、バラシは実施しておらず、作業終了後にニードルの汚れを拭き取る程度を行っています。
長期間使用しない場合は。バラして洗浄したりを行っております。
塗料切り替え時は、あまり汚れていないクリーナー(廃液)を先に使用して2回程うがいと、筆を使用して塗料カップ内とノズル先端の塗料付着を落としてから新しいクリーナーで2回程うがいして、
汚れが出ていない事を確認して完了としています。(新クリーナ使用の際は、キムワイプなどで、その都度カップ内を拭き取っています。)
廃液は、かなり汚れたものと、軽く汚れたものを空容器に分別して、洗浄を行っています。
使用品:ガイアノーツ T-04ツールウオッシュ(匂いはかなりキツイですが)
筆は使い古しの物を使用しております。(筆先が抜けないもので、やや硬めです)
キッチンペーパーやキムワイプ(毛ば立たないものを使用しています。)
お答えありがとうございます。
Mr.メタルカラーゴールドを試しに購入し使用しました。
メタルカラーは自分が想像していたより良かったので、シルバー系を買おうと思い何を買おう悩んでいました。
メタルカラーゴールドは、たった一吹きでエアブラシ内に残って、酷い汚染だったので洗浄に苦戦しました。
洗浄に苦戦したのと使う度に全バラシの洗浄なら、塗装膜の感じ次第ですが、イージーペインターでの使用に切り替えようかと考えています。
コメントありがとうございます。
私も、エアブラシをやり始めたときは、同じ様な感覚に至っておりましたが、現在の洗浄方法を行うことで、苦になく行える様になりました。
今現在でも、洗浄の甘さで残色する時は有りますが、その際は、新しいクリーナーのうがい回数を数回増やし、キムワイプでカップ内を繰り返し拭いています。
繰り返しされていれば感覚が得られると思いますので、お試し頂ければと思います。
経験上ですが、私も初心の時に、メタリック塗料も1:1で希釈していた為に、塗料の吹き出しが悪かったり、詰まりがありました。(動画などを閲覧して参考にしました。)
また、コンプレッサーの圧も低かった事も影響がありました。
現在は、その経験上で、メタリック塗料は1:2~2.5程度で希釈して、通常塗料よりシャバシャバ気味で行うようにしています。
ちなみにですが、希釈率など、どの様にされていますか?
塗料粘度が高いと、カップ内の塗料が、なかなか綺麗に取れてくれませんでした。
参考にして頂ければ幸いです。